9月3日のお出かけ記録です。
最近忙しくなってブログアップが遅れがちになっている。けれどせっかくの秘境滝訪問なのだから記録を残さないともったいない。
訪れてから一週間以上たってしまったが、当日の感動はまだ覚えている。
釜尻の滝のリベンジをJJJさんから誘われて前回と同じ定福寺下で待ち合わせ。10時にJJJさんが到着すると私の車に荷物を積み込んで出発。前回来たコースなので、沖野々川に架かる橋をこえ、私道かと思われるような道に入るまで問題なし。
畑で作業中の方を見つけて滝の場所を確認する。どうやら道はあっているらしい。道なりに進んでちょっとした広場に出たのでこの場所かと思って車を降りてみるが、水音があまり聞こえない。少し手前に川に向かう分岐があったので、そちらに入るとすぐにログハウスのような民家があった。車を停めて付近を探ってみると川が近いことが分かったので、装備を担いで出発。ログハウス脇の踏み跡をたどって川まで出ると、眼下に見覚えのある橋。どうやら滝はもっと上流の様だ。右岸の斜面を木につかまりながら上流に向かい、時折川を見下ろしてみる。距離的には少しなのだが、道のりは容易ではない。
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やっと滝下の釜に到着。ここからは岩壁のに下段の小滝しか見えない。先日見た細い流れは、今日は僅かに水が落ちているだけの様だ。
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険しそうに見える岩壁は、思ったより簡単に越えられた。そして眼下に見える釜尻の滝。
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岩壁のホールのようになった滝壺は、安居渓谷の大瀧や、那賀町のクモノさんの滝を思い出す。岩壁に囲まれているので滝の水音は一方向にのみ伝わるようだ。
滝前の岩壁は絶好の滝見台となっている。少し下段に下りるとまた違う貌が見えてくる。
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JJJさんがFBに下段で撮影中の私の写真をUPしてくれているが、滝の雰囲気がよくわかる絵だった。私もあの角度を撮っておくべきだったと後悔。
そのまま斜面を登ると、未舗装の車道に出る。最初の広場だった。滝の音がするという思い込みのおかげでずいぶん大回りしてしまったようだが、秘境滝を味わうにはこういう道程があった方が楽しい。
昼食をとって、次は霧石渓谷へ。ムササビの滝ををめざす。、渓谷に入ってすぐに滝を見つけて接近してみたが、どうやらこれはムササビの滝ではないらしい。最近ムササビの滝ではキャニオニングが行われているらしいので、すぐに違う滝とわかる。しかしこの滝も綺麗な滝であった。
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ムササビの滝は、どうやらこの流れの下にあるようだが、道が見つからない。ここもまたリベンジかな?
しばらく付近を探し回ったが、それらしいルートが見つからないので撤収する。
定福寺下に戻り、荷物を積み替えて解散。帰路は高速を利用する。
滝の場所としては、少し斜面を下れば到着できる場所だったのだが、思わぬ回り道でより秘境滝を味わえた。
もっとみんなにこの滝の優美さを知ってほしいような、秘密にしておきたいような、そんな秘境滝訪問だった。