UPがずいぶん遅れました。5月27日のお出かけ記録です。
2日前には雨予報だったのに前日には晴れ予報。おかげで行先を決められないまま日曜日。かって訪れたことのある場所で手軽なところということで、新居浜の魔戸の滝を訪れることにする。滝めぐりの初期に何度か訪れた滝であるが、数年前に道が崩壊して通行止めになっていた。昨年くらいから訪問記を見るようになったので、久しぶりに訪れてみる。
高速道路からも見える山道を進んでいくと、思った以上に道が荒れている。落石もあって走りづらい道となっていた。山道の中ほどに別荘地のように幾つかの住宅があるのだが、ここも出入りできなかったのだろうか。
立派な看板が目印となる魔戸の滝の取り付き。少し広くなった場所に車を停め、遊歩道へとすすむ。遊歩道はさほど荒れていなくてすんなりと滝前に到着。最初に訪れた頃はこれだけの距離でも長く感じたものだ。
この滝はいつも水量豊富で見ごたえがある。レンズに水滴がつくのを拭きとりながらの撮影。かって、この滝で出会った人にPLフィルターの利用を教わったのを思い出した。
かって訪れた際には持っていなかった広角レンズ。横位置で滝を収めることができるので違った雰囲気で撮れる。
右岸・左岸と位置を変えて撮っていく。
滝前を辞し、車道まで戻る。今度は車道を少し登って全景ポイントを目指す。四駆なら少し無理をすれば進めた道だった筈だか、左右から木々が迫り、がけ崩れで道がふさがっている場所もあった。上り坂ではあるが、徒歩なら難なく進める。
登る途中、何か所か滝を見通せる場所があるのだが、木に邪魔されてほとんど見えない。坂道を上りきったところが、上樽・中樽・下樽とよばれる三段になった滝が見れるはずだが、全く見えなかった。木々の隙間からかろうじて三段であることがわかる一枚。
車に戻り、荒れた道をゆっくり降りる。国道まで戻ると少し西に進んでから再び川沿いを登っていく。対向の難しい荒れた山道を進んだ先が、銚子の滝駐車場。ここも随分昔、崩れた鉄階段の復旧前に訪れた場所である。
ここの遊歩道は整備されている。急な階段上の道を登っていくと、開けたところで段になって落ちる滝が見えてくる。これは本滝ではないが、水音が頭上の岩に反響してジェット機の音のように聞こえる。
鉄パイプで組まれた階段を上ると滝の全貌が見えてくる。前に来たときは古い階段の残骸とスズメバチの巣(?)があった場所である。
ここも水量が豊富だ。ザックを降ろすと、石伝いに滝前を移動しながら撮影。
時々、広角も使ってみる。
最後は右岸から。
駐車場に戻る途中、若い女性とすれ違う。女性一人で滝を訪れるのは珍しい と言ったら失礼だが。
のんびりしていたので、滝二つを訪れただけですでに昼を回っている。久しぶりに単独の滝めぐり、それも久しぶりの滝を訪れたことで、また新たに滝に魅入られて気分である。