Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

コインの旅路

2009年12月24日 | 日記
とあるスーパーの料金の支払いに小銭入れから出した500円硬貨。何度も裏表を確認した後、「お使いになりますか?」とレジ嬢。なんのことかと尋ねたら「天皇在位20年記念コインですよ。」との返事。
コイン収集家でもなく、金は使う、使われるものと思っている小生に、なお続くレジ嬢のアイコンタクトに根負けするとともに、そう今日は天皇誕生日の休日であったことを思い出し、何かのご縁とそのコインを再びお預かりすることにした。(滞在される期間は不明。)


ともかく、このコインは先月11月12日に発売されたもの。どなたかが購入されて、お使いになり始め、以後、人々の財布を渡り歩いて使われて、まだ、約40日しか経っていないことになる。
その間、気づかれずに使われてきたのか、気がつかれていたけど使われてきたのか知る由もない。しかし、ワンコインと称されるこの硬貨、以前の価値よりも、より頻繁に使われるコインとなって、各個人での滞留期間が少なくなってきたものと想像される。
500円もあれば大型のケーキが買えたのはいつの日だったか。そういえば天皇誕生日に続く明日はイエスキリスト様の誕生日だ。