食べて、笑って、旅をして

ニュージーランドにいたときに書き初め、いまではテーマはいろいろ。旅、グルメ、高知、鳥、ダイエット、英語。徒然思うこと。

# 夢のトルコへ~final 雨のイスタンブール

2012-12-30 | Travel

朝になっても、電気は点かず・・・・・

そして、天気はトルコに来て初めての雨。
どんより

下がったテンションを少し上げてくれたのは、朝食のときにきていた鳥さんたち。
かわいい^^
とても人馴れしている。

蜂の巣入りの蜂蜜。
パンはやっぱりおいしい。

いままでずっといい天気で暑かったのに、この日は涼しいを通り越して
寒い!
寒さと雨にたえながら、昨夜みた美しいブルーモスクへ。


手を洗う場所がちゃんとあるので、手を洗って・・

 

さあ、中へ。


いや、もうほんとにただただ素晴らしい。

 

雨の中の移動がけっこう大変。
アヤソフィアへ。
昨晩歩いているので距離感はわかるものの、歩いてもちっとも
温まらないこの寒さ。

たどりついたアヤソフィアはブルーモスクとはまた違う魅力が。
ブルーモスクは明るい感じで、アヤソフィアはシックな感じ。


 
上から眺めてみる。


2階にある黄金のモザイク画。

イエスにささげものをするコンスタンティヌス9世と女帝ゾエ。



そして、こっちは 聖母子にささげものをするヨアンネス2世と皇后イレーネ




写真撮影のところでは、フラッシュ禁止の看板。
写真を撮っていると、ガードマンらしきヒトが寄ってきて
「日本人はとても礼儀正しい。フラッシュ禁止をちゃんと守ってくれる」
というようなことをにこやかに言ってきた。

看板無視な人々も多いみたいです。

そして、アヤソフィア内にある、マリアの手形。くぼみに親指をいれて
柱から離すことなくグルリと円を描けたら願いが叶う、とか。


まわしてます。
これをするのに、長蛇の列。順番を待って自分の番でまわすときは
緊張。
写真をとったり、早くしなきゃ、と思ってまわしたので
願い事いうの忘れてた・・・・。

みんながまわすので、穴の周りが色が変わっています。

そして、集合前に寄ったトイレの前にも、モザイク画が。
入るときは気づかなかったけど、出るときに気づいた顔!



次は、トプカプ宮殿に向かいます。
宝物展などをみて、とにかく寒くて口数の少ない私たち。
昼食場所への移動がバスと聞いて、小躍りする始末。

そして、最後のランチは中華(笑)




円卓で大皿料理をわいわい言いながら食べる。冷えた体に温かいスープがしみる。


ふつうにおいしい中華でした。

そして、昼食の後、数時間の自由行動。

私たちは、旧市街地から新市街地のMAVIというトルコのジーンズブランドへ。
お目当てはガイドさんも着ていたT-shirt

現地のおしゃれなT-shirtをゲットしよう。ということで。

数名と一緒にトラムヴァイに乗ったりして往きはスムーズに。


MAVI
買ったのはこの2枚
紺とピンク
両方、ISTANBULと書いています。
かわいい。

さて、山ちゃんと、ツアー仲間の2人合わせて私たち4人は、
目的を達成し、さあ、また旧市街地に戻って
エジプシャンバザールにいくか、カフェで集合時間までお茶するか、
なんて話ながらるんるんで歩く。
ヒト多いねー、なんていいながら。
せっかくだから、帰りは違うルートで。


なんて思ったのがいけなかったのか・・・・。
歩いて、テュネルまできて、カラキョイ往きの世界最短の地下鉄「テュネル」に
乗ろうとしたのに。。。。。


乗って降りたら、目的地と違う。
また乗った場所にそのまま引き返して、駅でおろおろ
ガイドブックを覗き込んでいると、若いお兄さんが
「カラキョイに行きたいなら上だよ」
といってくれた。
なんでカラキョイにいきたいとわかったのか?
その謎は残ったままだけど、とにかく、
そうか、大江戸線や日比谷線、みたいに場所によって
ホームが違うのか、
と私たちは言われたとおり上に向かう。
が、あるのは改札出口。

そこにたっていたガードマン(?)に、聞くと、笑顔で、「出ろ出ろ」と教えてくれる。
改札でるの?
と思いながら出て、
どうすれば・・・とまたガイドブックを覗き込むと、
今度は若いお姉さんが、「どこへ行きたいの?」
と声をかけてくれる。

カラキョイだ、というと、ここじゃない。
上に出て・・・とこの地下鉄の駅から出るようなことを言う。

道を説明するのは難しいらしい。
するとお姉さんは、連れて行ってあげる。
と。
涙が出るほどそのやさしさに打たれながら、ついていくと
まったく違う、乗り場に。

 

私たちは、テュネルまで来ていたのに、降りたのはフニキュレルという地下鉄の
シシハーネという駅だったらしい。
ここがテュネル。
と指して、お姉さんはいってしまった。
そして、ちょうど電車から降りてきたヒトたちに改札前で押されていると、
おじさんが、入り口はあっちだよ。とジェスチャーしてくれた。

困っていると迷わず手を差しのべてくれる。それがごく自然に。

そんなヒトたちに心を打たれ、私も自然に手を差しのべられる人になりたいと思った瞬間でした。



世界最短というだけあって、1分くらいでカラキョイに。
そしてまたトラムヴァイに乗り、旧市街地に戻ってきた

お茶をする時間なんてまったくなし。

イスタンブールに心残りを置いてきました。また行くぞ!!!

空港へ向かう前に最後の夕食。
 

トマトのスープ。
 

ケバブ。

デザートとキウイジュース。


レストランを出たところに、トルコアイス。
最後に食べたい!

お約束のパフォーマンスにおちょくられながら、



やっぱり濃厚でおいしかった。

イスタンブールではいろいろトラブルもありましたが、
それもまた思い出。

トルコは夢のような1週間でした。 



ふう。ついに
イスタンブールから日本へ。
0時ごろ出発して、関西空港に着いたら夕方。
機内食2回食べました。




飛んでイスタンブール。またいつか。

ありがとう。トルコ。


# 夢のトルコへ~VOL.6 カッパドキアからイスタンブールへ

2012-12-29 | Travel

今年ももうすぐ終わります。
更新が滞っていたトルコ物語ももう終盤。 

さて、ハマム(トルコ風スパ)を堪能した翌日、かわいいカッパドキアの洞窟風ホテルとも
お別れの朝。
 ホテルからの眺め。
立地も建物も、大満足のホテルでした。

三大お買い物(皮革、絨毯、トルコ石)のラストです。
トルコ石のお店。

自分へのプレゼントと母へのプレゼントを買いました。
カード払いって、恐ろしい(笑)
まあでも、旅の出会いはヒトもモノも一期一会。

カッパドキアの奇岩たちとももうすぐお別れ。

木に吊らされた目玉オブジェたち。
日本の田んぼで見かけるスズメよけの目玉の色違い(^^)

これは魔除けになるとかで、ほんとにいたるところで売っています。
小さいストラップやキーホルダーとかは、
10個千円だったり30個千円だったり。どこかでは50個千円~
とかって言ってました。
50人も友だちいない・・・・


カッパドキア最後は、ギョレメ野外博物館へ。



巨大すぎる・・・スケールが違う・・・足腰がしっかりしていないと
大変なところです。

岩窟教会などもあります。

中は陽が入らないので、フレスコ画の保存状態もよいらしく
壁画をきれいにしっかり見ることができます。
残念ながら、フレスコ画は撮影ができないけれど。



 


博物館なので、中にも入れます。


風が通って気持ちがいい。

たたずんでみたり。


広大すぎて、周りきれなかった。
ちょっと小腹を満たしておきたかったけど、
あれもこれも、と見ていたら、カフェで座る時間もなく・・・。


ついにイスタンブールへ飛びます。
老いも若きも、
「飛んでイスタンブ~ル♪」と歌いますね。みんな。


カイセリ空港から、イスタンブールへの国内線。


朝食以降何も食べられず。。。やっと機内食にありついたのは
15時くらい。ふう


でも国内線なのに、リッチな内容。

おいしくいただきました!

そして、あっという間にイスタンブール到着!!!
どーん

いきなり、都会。
タクシー。
そういやいままでまったくタクシーを見なかったような・・・・


 ホテルに行く前にグランド・バザールへ
   

なんだかゴミゴミ

 
いろんなもの売ってて、絨毯も。
こんなところで広げるのか!



バザールからホテルへは、徒歩移動。
なぜなら、大渋滞で車だととてつもない時間がかかるからだそう。

ツアーのみんな、「いままでの日々が恋しい」というくらい、ヒトと車の多さに辟易。
あの、ゆーらりトルコは?大自然の素晴らしいトルコは?
これもトルコなのかー。

イスタンブールへの憧れは、やや散った感あり。

それでも、ホテルから見えるブルーモスクの眺めは最高。

夜景を見ながらの夕食



ビールは山ちゃん。私はアプリコットジュース。
前にも書いたけど、ジュースは濃厚でかなりおいしい。
サラダのドレッシングも、やはりオリーブオイルがおいしいからか
シンプルなのに、なかなか美味。

そして、やっぱりスープ。マッシュルーム、だったかな。


食べたかったキョフテ。
メンチカツのような、ひき肉だんごみたいな・・・。

そして、デザートはやっぱり。
シロップひたひたケーキたち。

甘すぎです!!!やはり、食べられませんでした。

トルコのデザートナンバーワンは、はちみつヨーグルトだ。



さて、明日はもう帰途につくので、最後の夜。
いままでは
「ホテルの周りには何もありません」
だったけど、ここはイスタンブール。
街にくりださなくては!


ライトアップされたブルーモスク。正式名は「スルタンアフメット・ジャーミー」


街のど真ん中にある。
次の日の朝に行く、もうひとつのアヤソフィアとブルーモスクの間を散策。

そして、「夢のトルコへ~VOL.3 コンヤからカッパドキア」で
書いたメヴラーナの踊りを通りがかりに発見!
 
ほんとにクルクルクルクル回っています。すごい。



 
カフェ。看板のコーヒーから湯気が出ているのがかわいい。
そして、TEAは、慣れ親しんだチャイグラス。
 

スイーツ屋さんで、積み上げられる、ロクムなどのスイーツ。
圧巻。
みるだけでおなかいっぱいです。


夜の散策を終え、るんるんで部屋に戻り、
荷造りをしていた私たちを襲った悲劇・・・・


なんと、急に電気が落ちたのです。

停電?
と思ったけど、私たちの部屋だけ。
ブレーカーが落ちるほど使っていないはず。
フロントのヒトに来てもらったが、ちっともラチがあかない。
わからない、と言われる。

深夜2時くらい。幸い二人ともお風呂入っていたのでよかったけど、
持ってきていたペンライトくらいの懐中電灯で 
照らしながらの荷造りは無理。
トイレも暗いし。なんてこった。

というわけで、眠りにつきました。 くすん


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