楽しかった。その一言に尽きる。
わが楽団の定期演奏会の20回記念でゲスト出演してくださった
サックスカルテットのクワチュールベーさん。
演奏も魅力的で、人柄も素敵で、ルックスも良くてお話も上手。
何でも持ってる彼らに欠点はあるの?と思ってしまう。
彼らには彼らなりのコンプレックスはあるのだろうし(ないかもしれないけど)
あのパフォーマンス力はかなりの努力によって成り立っているのだとも思う。
洗練されていて実力もある彼らのあの笑顔と人当りの良さに触れ、
少しささくれ立っていた(!?)気持ちも凪いで、癒され、
本番を終えた時は、演奏会を迎えるまでのあらゆる苦労が
報われた(と思った)瞬間だった。
個人的には、自身の演奏に不十分なところが多く、凹んだのだけど。
でも、今までで一番くらい、演奏することが楽しく感じた2時間半だった。
クワチュールベーさんのおかげでもあり、指揮者たちのおかげでもあった。
そのほか・・・・
ひそかにゴミ(お弁当のがらなど)を持ち帰るメンバ。
昨年も同じように見かけた光景。
文句も言わず率先してやっていることに感心したできごとだった。
こんな風に、裏でいろいろやってくれている人たちのおかげもあります。
そして、ステージに立つ、ということ以外にも、
彼らとの出会いでいろいろ考えさせられた。
今後の自分にいかせられるといいなあ、と思う。
こんなに心地よい気持ちで終われた反動で、
少しバーンアウト状態。
しばらくは抜け殻かも。
久しぶりに声をかけた演奏会にもかかわらず、
来てくれた友人や恩師たち。
ありがとう。これをきっかけにまた親交を温めましょう!
演奏会は終わってしまったけれど、
今回の演奏会でつなげられた縁で、
再び始まったり、新たに広がっていく世界がある。
またエンジンかけなおさなきゃ。