ある新聞に、この小説が紹介され気になっていた。
東京-大阪間は新幹線が一般的で、東海道本線を走る列車に乗ることがまずないと思っていたので、
この小説もよむ機会がなかった。
また、著者の獅子文六のことはこの小説を読むまで正直知らなかった。
ところが、2018年のゴールデンウィークに、サンライズ瀬戸に乗って、この小説を思い出し、読んだ。
出だしは、まだ列車が出てこなくて、操車場の食堂車の準備であり、読む速度も遅かった。
しかし、読み進めると、回送列車で東京駅に着き、乗客が乗ってくるころから、面白くなり、
東京駅を出発してからは、先が気になってしまい、その後は一気に読んでしまった。
車内の出来事だけでなく、今となっては懐かしい食堂車での従業員の仕事のことや、途中駅の弁当や車窓の景色なども出てくる。
この特急は東京-大阪間を7時間半もかけて走るので、食堂車はにぎわっている。
僕も昔は食堂車を利用したので、なんか懐かしい。
小節の最後はなんかあっさりしていて、新聞紹介記事の「ポンと読者を突き放すようなラスト」はまさにそのとおりって感じだった。
でも、久しぶりに面白い小説を読んだ。
サンライズ瀬戸は食堂車はなく、夜行なので景色は夜が明けてからしか見えないのだが、
この小説を読んでから、サンライズ瀬戸に乗ったら、この小説に出てくる景色を(夜が明けてからだが)実際に確認できたかもしれないなあ。
写真1:新聞の紹介記事(一部)
写真2:小説の表紙
東京-大阪間は新幹線が一般的で、東海道本線を走る列車に乗ることがまずないと思っていたので、
この小説もよむ機会がなかった。
また、著者の獅子文六のことはこの小説を読むまで正直知らなかった。
ところが、2018年のゴールデンウィークに、サンライズ瀬戸に乗って、この小説を思い出し、読んだ。
出だしは、まだ列車が出てこなくて、操車場の食堂車の準備であり、読む速度も遅かった。
しかし、読み進めると、回送列車で東京駅に着き、乗客が乗ってくるころから、面白くなり、
東京駅を出発してからは、先が気になってしまい、その後は一気に読んでしまった。
車内の出来事だけでなく、今となっては懐かしい食堂車での従業員の仕事のことや、途中駅の弁当や車窓の景色なども出てくる。
この特急は東京-大阪間を7時間半もかけて走るので、食堂車はにぎわっている。
僕も昔は食堂車を利用したので、なんか懐かしい。
小節の最後はなんかあっさりしていて、新聞紹介記事の「ポンと読者を突き放すようなラスト」はまさにそのとおりって感じだった。
でも、久しぶりに面白い小説を読んだ。
サンライズ瀬戸は食堂車はなく、夜行なので景色は夜が明けてからしか見えないのだが、
この小説を読んでから、サンライズ瀬戸に乗ったら、この小説に出てくる景色を(夜が明けてからだが)実際に確認できたかもしれないなあ。
写真1:新聞の紹介記事(一部)
写真2:小説の表紙