元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

強い念(おも)いは、かなう  -裸でも生きる-

2011年05月12日 | お勧め本
マザーハウスという会社のミッションは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」。その会社の女性社長の奮闘記です。強い念(おも)いは、かなうんです!

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裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
クリエーター情報なし
講談社



◆突っ走る

小学生の頃は引きこもり、中学では非行、県立工業高校では柔道で全国大会に出場。
短期間の猛勉強で慶応大学に合格。
ワシントンの国際機関で貧困国支援の仕事を経験する中、
『最貧国の現状を見たい』
という理由で最貧国のバングラデシュを訪問。
貧しい国の現状に絶望的になりながらも、現地の大学院に進学。
その後、バングラの麻を使ったバッグ事業を立ち上げ、現在に至る。

『ブランドを立ち会あげて、ビジネスで貧困を救いたい』
という念いでのビジネス立ち上げ。


経歴を書くと、こんな感じです。
山口さん、現在30歳。


◆現実

ダッカに着くと、強烈な悪臭がする。
入国審査にたくさんの旅行客が並んでいるのに、事務官の仕事はのろのろ、やる気なし。

町に入ると、ごみだらけ。
治安は最悪。

政治は腐敗。

交通事故を目撃し、近くにいた警官に知らせると、指を丸くしている。
『救急車を呼んでやるから、金(賄賂)をだしなさい』。

役場で書類を申請しても、賄賂がないと通らない

やっと見つけたバッグ製造会社の社員と仲良くなったと思ったら、彼らにパスポートを盗まれる。
頼んだ仕事をホッポリ出されてしまう。


何もかも絶望的なこの国で、彼女は何度も泣きながら、くじけそうになりながらビジネスを立ち上げていくんです。
『この国を貧困から救いたい』
という念いが、どんな苦難をも乗り越えさせているんです・・・。


読み進めると、読者が元気になってしまいます。
シンプルに念い続けて、まっしぐらに進むことのすばらしさ、かっこよさ。

読み終わった今、とてもいい気持ちです。



今、彼女の作った会社マザーハウスのサイトを見ています。

発展して欲しいです。
これからも注目したいと思います。


マザーハウスのサイト


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (acb)
2011-05-12 06:43:32
 YHさん こんにちは
このブランド 伸びていますね。
早稲田大学 ビジネススクールの遠藤功先生に教えていただきました。
先生がちょうどマザーハウスの工場を訪問した記事を書かれていました。

遠藤功 現場千本ノック
検索でも行けますし 私のブログのブックマークからもいけます。

ちょうど昨日読んだところです。
YHさんと ココロが通じているのかも(笑)
返信する
Unknown (ポレポレとうさん)
2011-05-12 06:51:01
起業するというのはたいへんなことですよね。
サラリーマン生活に慣れ親しんだ私には、
起業自体がものすごい冒険です(笑)
ビジネスで貧困を助けるという志は素晴らしいなと思いました。
応援したいです!

ポチッ
返信する
Unknown (通勤ウォーカー)
2011-05-12 07:36:07
おはようございます。
これは面白そうです。
読んでみます。
返信する
Unknown (七星)
2011-05-12 08:33:04
初めて知りました。
大阪のベビーカーのアップリカとコラボレーションしているんですね。カバン作りのポリシーを読み進めると、YHさんの感動が伝わってきます。
返信する
Unknown (溶射屋)
2011-05-12 09:49:52
元単身赴任のYHさん

おはようございます。

男性かと思ったら女性なんですね。。

凄いなぁ・・・思ったら一途に一直線にツキ進むパワーを持っている方なんだろうなぁ!

見習わなきゃ・・・

発展してもらいたいですね!

後でサイト見ます。

返信する
Unknown (桃太郎@東大阪)
2011-05-12 10:27:49
自分だったらこんな国、ほっぽり出すだろうと思うのですが、何がそこまで彼女を動かしたのか、『最貧国を救いたい』と動く理由を読んでみたいですね。
返信する
こんにちは (タッキー)
2011-05-12 12:58:27
ずいぶん前ですが、青年海外協力隊のOBの方から、バングラデシュでの見聞録を聴いた事があります。

私等では想像すら出来ない話しに、衝撃を受けて涙が流れました…

物質的には貧しくても、心は豊かに…

そんな大多数の人達に混じって、本当に追い込まれてしまった人達に

仕事や生きる望みを与えられるビジネスって素晴らしいですね。

返信する
Unknown (ビルダーナース)
2011-05-12 17:57:30
私も数年前にこの本を読み、マザーハウスのファンになりました。

そしてバッグを買いました。
デザインもシンプル、生地も麻と革の自然素材バッグで、重宝してます。

巷には色んなバッグがあり、素敵なものがたくさんあります。
でもこうやって作られたその背景にある想いを知ると、ここで買わなきゃ!って気になりますね。
返信する

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