皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。何気なくテレビの天気予報を見ると、北海道は軒並み氷点下。東京でも朝は一桁。九州でも、福岡などは朝早くに一桁台。ふと那覇に目を向けると、最低気温が22℃とか、「暖かいなあ」とつぶやいてしまいますね。まあ本州とは気候帯が違いますからね。では日野原先生のお話をどうぞ。
徳田:今回は日野原先生の運動法について教えてください。
日野原:①腕立て伏せ(両手で椅子の背をつかまえて腕立て伏せを20回します。
椅子は体重がかかっても動かないようにしっかりと固定してください)、
②スクワット40回
③首の体操(首を前後、左右に動かします。風呂に入った時にすると良いでしょう)
徳田:「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」生活習慣病対策の合言葉ですね。
前回からの内容をまとめますと「大豆製剤を温牛乳に入れると良い」ということですが、豆乳でもよいですね。
また「おしゃれが健康によい」というのは、さすがすばらしい着眼点と思います。
魅力がある人はいつまでも若いですよね。
ところで、1に運動とありますように、生活習慣病予防には運動を取り入れることが一番ですよね。
しかし、習慣としてスポーツを今までしてこなかった人は、急に重い腰を上げるのは難しいことですね。
日野原:スポーツだけでなく、日常生活の中で通常発生する身体活動も含めたものを「運動」であると考え方を変え、体を意識して動かすようにするとよいでしょう。
例えば、通勤のバス・電車は、散歩がてらひと駅前で降りて早足で歩いてみたり、いつもは車で買い物に行っている場合は自転車に変えてみるなど少しずつ工夫するとよいでしょう。
このようにスポーツだけでなく毎日の通勤中の歩行、買い物時の自転車などの生活活動も健康のために役立つのです。
徳田:今回もありがとうございました。
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