日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

学術会議の人事案について

2020年10月05日 07時21分37秒 | Weblog
今朝は温かい朝でしたが、空は厚い雲があって
いつまでも朝が明けないようなくらい朝です
気温16度南からの微風の朝でした。

学術会議候補者「官邸が覆した」? 内閣府は
「そのまま全員を上げた」2020/10/03毎日新聞
日本学術会議の人事を巡る問題で、内閣府と内
閣法制局職員に見解を問う野党合同ヒアリング
で日本学術会議が新会員として推薦した候補者
105人について、内閣府がそのまま首相官邸
に上げていたことが2日、複数の政府関係者へ
の取材で判明した。人事の決裁は、内閣府日本
学術会議事務局から、内閣府人事課を経由して
首相官邸に上げられる。政府関係者の内閣府は
『首相官邸側がいきなり覆した』と言っている。
人選に関して内閣府が身分照会をかけることは
なく、今回もそのまま推薦者全員を官邸に上げ
た」と指摘した。別の政府関係者は「事務方は
今回、当事者能力はないから国会でも答弁のし
ようがない。官邸に聞いてくれ、となるだろう」
と語っている。2日の野党によるヒアリングで
内閣府の担当者は「決裁文書で残っているものは
(学術会議から)推薦のあった105人のものと
99人を任命するという決裁文書だけだ」と説明。
当初、105人を任命する決裁文書があったかに
ついては明言を避けていた。
山極寿一・京都大前総長は「私たちは理由を付
して新会員を推薦したのに、理由をつけずに任命
しないという事実がまかり通ってしまったこと
は大変遺憾」とコメントしていた。
任命しなかった理由は言うべきですよね。本人
の名誉に関わる問題なんだから。税金がこの団体
に支出されている以上、学会の自由勝手な人事
ということはあり得ないという批判もありますが
学会側は、政府を自由に批判する権利を有する
けれども、政府側は政府側で、それに耳を貸す
義務は一切無い。お互い、そういう関係で良い
でしょう。それが民主主義というものです。
しかし、国民の税金が絡む話だから、政府にそ
れなりの人事権があって当然だという意見もあり
考え方は錯綜している。
ただ、予算不足で学術研究が遅れ進歩の緩慢な
現在、政府の都合での人事案は、これを機会に
他の団体や機関の人事にも影響が出ることでし
ょう。



















コメント (6)
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