日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

今は懐かしい言葉、「二百十日」とは

2024年08月31日 06時45分28秒 | Weblog
今朝の信州は気温が21度、雨は上がっていますが道路は
濡れていますので、ちょっと蒸し暑く感じます。空は曇
空で、この先また雨になる予報となっています。
暦を見ますと、今日は、二百十日、とありました。昔は
私の亡くなった祖父や祖母がよく言ってましたので頭の
隅に、この二百十日という言葉が懐かしく思い出されます
2月4日の立春から数えて210日目なので二百十日。との
事ですが、昔から嵐の襲来する時期として恐れられた。
関東大震災も当時は209日、そして今回の台風10号もそ
うですが、この時期は毎年台風が沢山日本を襲っている
ので、昔の人はこの立春からの210日目を恐れていたよう
ですね~。そして農家では、季節の移り変わりの目安と
なる「季節点」のひとつとして考えられていた。
台風が来て天気が荒れやすいと言われていて、夏目漱石
の『二百十日』でも、二百十日の荒天(台風とは明言
されないが)が描かれています。
地方によっては、台風襲来の特異日とされ、奈良県の
大和神社で二百十日前3日に行う「風鎮祭」、富山県の
富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が
催されてきて各地で、いろんな行事があるようです。
しかし、この日の頃に台風が多いという事実はなくて、
むしろ8月下旬と9月中旬の台風襲来の山にはさまれて、
二百十日ごろの台風はむしろ少ない。気象学者の堀口
由己氏は、昔はこの頃が稲の出穂期に当たり、強風が
吹くと減収となる恐れがあるために、注意を喚起する
意味で言われ始めたのであろうとしている。
いずれにしましても、台風10号は31日土曜日午前6時
現在、徳島県の阿南市の南南西約40キロにあって、相変
わらず時速10キロとゆっくりと東南東へ進んでいます。
この台風は、31日は西日本を東へ進み、9月1日(日)は
紀伊半島を北上する見込みです。引き続き、土砂災害や
低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、ま
た、東日本では、引き続き、明日午前中にかけて、線状
降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる
可能性があります。交通機関の乱れは続いています。用心
深く行動してください。











本日もコメント欄はお休みとさせていただきます。

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