日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

消費支出は減少、エンゲル係数は43年ぶりの高水準

2025年02月15日 07時39分48秒 | Weblog
今朝の信州塩尻は気温が氷点下7度ど平年並みの朝で
した。まだ春が遠くに感じます。
去年の消費支出は1.1%の減少。2年連続マイナスの為
 エンゲル係数は43年ぶりの高水準という結果になった
先日のテレ朝news報道をお借りしてみました。
去年1年間の2人以上世帯の消費支出は、月平均で30万
243円となりましたが、物価変動の影響を除く実質で
前の年と比べて1.1%の減少となり、2年連続のマイナ
スとなりました。
また家計の消費支出に占める、食費の割合を示す「エ
ンゲル係数」は28.3%で、1981年以来、43年ぶりの
高水準となりました。
野菜や果物などの食品の価格高騰が影響しているとみ
られます。
一方、先月の2人以上の世帯が消費に使ったお金は35
万2633円で、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ
月と比べて2.7%増加し、5カ月ぶりのプラスとなりま
した。住居の設備修繕・維持や自動車の購入など幅広
い項目では増加し、前の年の同じ月と比べて2.7%の
プラスで、2年4カ月ぶりの高い数字となりました。
12月に気温が低下したことで冬物衣料の需要が増加し
たほか、ふるさと納税への寄付金が増加したことが
要因の1つのようです。
食料については前の年の同じ月と比べて1.2%減少する
など節約傾向が続いていて、トマトが31.0%、キャベ
ツが36.2%のマイナスとなりました。
昨年全体は消費支出が諸物価の高騰から買い控え傾向
今年になって、その反動なのか1月はボーナスなどを
消費に回したりしたのか消費支出が増加して、エンゲ
ル係数は減少したものと思われます。
エンゲル係数は「食料費÷消費支出×100」の式で算出
されます。エンゲル係数は、ドイツの社会統計学者エ
ルンスト・エンゲルが提唱した指数であり、「家計の
消費支出に占める飲食費割合が高いほど生活水準は
低い」との説に基づいている。所得が低いほど、生活
に必要な食料費に多くの割合を費やすためエンゲル係
数は高くなり、反対に所得が上昇するほどエンゲル係
数は低くなる傾向にあることをエンゲルの法則という
エンゲルの法則は、生活水準や消費パターンの変化を
示す指標としても広く使われ、経済発展の度合いや国
ごとの貧困層の割合を測定するためにも利用される。
収入が増えると、飲食費以外の支出(住居、娯楽、教
育など)が増加し、より豊かな生活を送ることが可能
になるため、エンゲル係数は収入の増加に伴い低下す
るとした。ただし、現代は国際的に、国家間の比較に
は別の指標である「消費者物価指数」が王道として用
いられるようになっているために、最近はエンゲル係
数関数に関してあまり評価対象にはなっていない。











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