日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

103万円の壁も・・高い?低い? 弱い?

2024年12月13日 06時56分08秒 | Weblog
今朝の信州は気温が氷点下5度、空はどんよりと曇り
空ですが、南からの風が冷たく体感温度を下げてます
来年度、2025年度の税制改正を巡る自民党、公明党、
国民民主党三党の税制調査会幹部の会合が11日、国会
内で話し合いがあった。大学生らを扶養する親の税負
担を軽くする「特定扶養控除」について、自民公明側
は対象となる学生の年収要件を130万円相当までに引
き上げる案を提示した。一方、国民民主は配偶者の場
合は年収150万円までは、納税者が控除を満額(38万
円)受けられる「配偶者特別控除」の額と同額の年間
150万円までの、同額までの引き上げを求めました。
自民党公明党は特定扶養控除の年収要件の引き上げに
ついて、源泉徴収をする事業者の準備期間などを考慮
し、26年から実施すべきだとした。これについても、
国民民主は遅いので25年の実施を要望した。
特定扶養控除は学生など19〜22歳の子を持つ親などが
対象。アルバイトで働く学生の年収が103万円以下の
現行税制の場合、親は所得税では63万円、住民税では
45万円の控除が受けられる。
学生の年収が103万円を超えると扶養対象外となり、
親の税負担が増えて世帯としての年収が減ることから
働き控えの一因となってきた。このため三党間で対象
となる学生の年収要件を緩和することで合意し、具体
的な引き上げ幅を検討してきた。
パートで働く配偶者を扶養する納税者の場合、配偶者
の年収が103万円を超えると配偶者控除(38万円)か
ら外れる。ただ、配偶者の年収150万円までは控除額
が同じ38万円の「配偶者特別控除」があり、世帯の手
取りが減ることはない。
国民民主党の主張がなんとなく声が大きく、国民受け
する内容になって、要求は国民民主の公約に相当近づ
ける方向のような気がします。ただ要求は通して財源
問題やアルバイト大学生以外の国民の声についてどの
ように対応、説明、納得を得られるのか・・少数野党
として、責任を持った取り組みを期待したいものです。
今回で30回目となる「今年の漢字」は【金】に決ま
りました。今年の漢字に「金」が選ばれるのは5回目
だそうです。近年の「今年の漢字」と世相は次のよう
になっています。
2020年【密】 「密」にならないよう意識し続けた1年
2021年【金】 松山選手や大谷選手など日本人選手達の
       金字塔、五輪で金メダルラッシュなど
2022年【戦】 ウクライナで戦争、W杯の熱戦、物価高
       などとの戦い
2023年【税】 一年を通じて増税議論が活発、定額減税、
       インボイス
2024年【金】 大谷選手の3回目のMVPで値千金、そ
       して、裏金問題など
今年一番多くの票(約22万2千票中の約1万2千票)を集
めたのが「金」だったわけですが、ちなみに2位以下は
「災」「翔」「震」などとなっていたようです。

 










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