岩井志摩子「ぼっけえ、 きょうてえ」

「もう読んだ？怖かったよ」
とよくちゃんが貸してくれたのがこの本。

前から気になっていたけれど機会がなくて・・・ちょうど怪談の季節だし？と、さっそく借りて読む。

短編～中編４つお話があり、まぁ　ホラー小説。表紙絵がこわぁい感じで。

では怖かったかどうか？　や、怖くはなかった・・・が、べたつき感がある話といいましょうか。どのお話も湿った悪いものの手が背中に巻きついてくるような終わり方をします。
女は怖ーい。

でも私も女性なので、そんなに怖くない。ここにでてくるあーいうのやそーいうのが見えちゃったら怖いでしょうが、不条理なホラーではなくてその怖ろしいおぞましいものに姿を変える女の変遷が理解できる気がするので怖くないのです。
あ、これじゃぁ　化けてでたいよね、みたいな。

男性は怖いかも・・？男ではないのでわかりませぬ