My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

舞台:リー・カルチェイム作「ビリーバー」

2010-11-27 11:12:57 | 日記
昨晩のNHK[劇場への招待]でリー・カルチェイム作「ビリーバー」を放送していました。
東京公演は9月にあったようですね。

リー・カルチェイム作「ビリーバー」
演出   鈴木勝秀
キャスト 勝村政信 風間俊介 草刈民代 川平慈英

▽サンタクロースの存在を信じる男と家族の切なく心温まる愛の物語

おもしろかったです・・・!想像すること、信じること、愛することの大切さを教えてくれる物語、だそうですが

お話:小惑星が近付きつつあり地球に危機が迫る。天文学者のハワードは息子スティーブンと一緒に天体観測所で隕石を探していたが観測中彼は「トナカイと赤い服を着た男」を見てしまう・・!
サンタクロースの存在を信じるハワード。妻も息子も困惑する中、ハワードはサンタクロースはいる!と周囲に説き始め、とうとう息子と一緒にサンタを探しに北極に行きそして・・・
サンタに出会う。それでも、その存在をかたくなに拒否するスティーブン。「あれは普通の人だよ。目を覚ましてよ、パパ!!」

「キリスト教を、イスラム教を、仏教を信じる人は正常でサンタクロースを信じる人は異常なの?」

ハワードは息子が大人になる前に、小惑星が地球に衝突する前に大事なことを伝えなければいけないと考えていた。

それは信じること。

「ありえないことを信じることが必要なんだ」

小惑星は、人類はどうなるのか この家族はどうなるのか?   (ははは再演または再放送をお楽しみに~)




最後、サンタクロースからサンタ帽、あの赤いやつですね。それをプレゼントされるハワード。さてこの帽子にはどんな意味があるのでしょう・・




アヤシイ占い師のセリフ(川平慈英が10役くらい演じてる)
「受け身か積極的かはあまり関係有りません。物事はすべてあらかじめ決められています。でも 結果がわからない限り それは 冒険 なのです」

黒い箱を積み重ねたシンプルな小劇場風の舞台装置のなかでお話は進んでいきます。舞台袖に音響のピアノが置いてありそこで演奏もされているのですが、それもまた一つの舞台装置のような雰囲気。

テレビですから視線はカメラの動くままにしか動けませんが・・いいところを見逃すこともないけれど、自分の目や頭を使って楽しめないところがテレビで舞台を観ることの欠点ですね。なかなか生の舞台を観に行く時間もないので仕方ないですが。

あらゆることが不確かで 明日が明るいとはけして言いきれない今日この頃
証明できることだけがすべてではない ことくらい皆わかっているはずなのですが、
この世の中で何を信じていけばいいの?信じるって どういうこと? と問い掛けられているような作品でした。
 



http://www.santawosagase.com/believer/special01.html
↑作者からのメッセージ
まーお暇なら。

それにしても、風間俊介くん、もう26,7だと思いますが変わらないなぁー 金八先生の第何シリーズかわかりませんが、でていましたね。二面性のある子の役で。
もともとが童顔なのね。でも9歳の役って・・・・ あ 上手でしたけれど^^