My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

そういえば

2011-04-07 07:45:10 | 日記
会社員だった時、添乗で岩手方面に行きました。陸中海岸国立公園を巡るコースで、遊覧船に二度乗った。

北山崎と浄土ヶ浜です。

「売り」は浄土ヶ浜のほうだった気がしますが(パンフレット前面にパーンと乗っていた)、北山崎は海のアルプスと呼ばれる通りの雄大な風景で、お客様もこっちの方がいいねぇとおっしゃっていました。私も遊覧船に乗ってすぐにそう思った・・・(ごめん浄土ヶ浜~)

その地に住む方々の日常生活への復活、復興が一番大事ですが観光地はどうなっているのかな。水産センターや各種おみやげものやさん、それらのメーカー、卸さん等の地場産業も一からやり直しになるでしょうし、そこで働いていた人たちも収入が無いとなかなか日常を回してゆけないでしょう。 もちろん民間からも支援の一端として&そのとっかかりとして物資送ったり寄付したりしているのですが

政府、遅滞なく援助してよね・・。

観光は平和産業、紛争のある地域にはお客様(≒お金)を送ることはできませぬ。
今回は紛争ではなく天災ですが、そこに観光客を送ることはもちろん今はまだできない。被災地見学ツァー・・・そんなのあったら袋だたきですね。何もしない人がいっても邪魔だし。え、総理が・・・いやいや

復興がある程度進んだ後に津波資料館のようなものを作って今回の地震・津波の状況を公開し、復興までの道のりや新たな防災対策について紹介をするのはよいと思う。入館料は一部津波対策に使われます・・のようにして。

観光客は観光地にお金を落とす。いいことでしょう?けれどそれよりももっといいことは、旅行をすることによってその地を理解し好きになる人が増えることだ思うのです。
短い滞在期間であってもわずかでも自分と関わりのできた場所は大切にしたいと思うでしょうし、現地の人たちと関わることができればなおのこと。

旅行は「平和」の手がかりになりうる・・・これは私が旅行業で働きたいと思った理由の一つでした。


観国之光「国の光を観る」・・・観光の語源ですね。by易経。←大学のオリエンテーション合宿?で初めに学んだ言葉だ
光を観るためにその地を訪れるのです。被災地に早く光が戻り、たくさんの観光客がその地を訪れる日が来ますように。