15歳未満脳死 心臓移植、無事終了 阪大病院、10代男性に(産経新聞) - goo ニュース2011年4月13日(水)15:10
(産経新聞)
改正臓器移植法に基づき15歳未満で初めて法的脳死と判定された少年の臓器摘出手術が13日朝、入院先の関東甲信越地方の病院で行われた。心臓は朝のうちに大阪大の関係者によって空路チャーター機で大阪に運ばれ、大阪大病院(大阪府吹田市)で拘束型心筋症の10代の男性に移植手術が行われ、同日午前11時47分、無事終了した。
阪大病院によると、移植手術は午前6時半すぎから始まり、約5時間で終了した。提供を受けたのは15~19歳の男性で、中国地方に在住。男性の容体は安定しているという。手術を行った医師らは記者会見し、「命をつなぐことができた」と述べた。
日本臓器移植ネットワークによると、提供者の少年は10歳以上15歳未満。摘出手術は13日早朝に行われ、心臓以外については、肺が東北大病院で肺動脈性肺高血圧症の50代女性▽肝臓は北海道大病院で先天性代謝性肝疾患の20代男性▽膵臓(すいぞう)と腎臓の1つは藤田保健衛生大病院(愛知県)で糖尿病性腎症の30代女性-にそれぞれ移植される。
別の腎臓は当初、新潟大病院で40代男性に移植予定だったが、医学的理由で断念、東京女子医大病院で慢性糸球体腎炎の60代男性に移植されることになった。
心臓については、18歳未満から提供された場合、待機患者として登録した時点で18歳未満の患者に優先的に移植されるとする新たな基準が改正法施行後に設けられ、今回、初適用された
よく決断できたと思います。いろいろ葛藤もおありだったでしょう・・・。
いくら、臓器だけでも他人の身体で生きていけるとはいえ、暖かい身体をしている眠っているような我が子です。理屈で脳死をわかっていても、理性と感情は別のものだもの。
日本全体が前向きになろう、がんばろうというこの時だからこそできたことなのかなぁ、とも思います。
どうかこのご家族がお子様をなくした悲しみから癒され、心安らかに暮らしていかれますように。お子様のためにも。
(産経新聞)
改正臓器移植法に基づき15歳未満で初めて法的脳死と判定された少年の臓器摘出手術が13日朝、入院先の関東甲信越地方の病院で行われた。心臓は朝のうちに大阪大の関係者によって空路チャーター機で大阪に運ばれ、大阪大病院(大阪府吹田市)で拘束型心筋症の10代の男性に移植手術が行われ、同日午前11時47分、無事終了した。
阪大病院によると、移植手術は午前6時半すぎから始まり、約5時間で終了した。提供を受けたのは15~19歳の男性で、中国地方に在住。男性の容体は安定しているという。手術を行った医師らは記者会見し、「命をつなぐことができた」と述べた。
日本臓器移植ネットワークによると、提供者の少年は10歳以上15歳未満。摘出手術は13日早朝に行われ、心臓以外については、肺が東北大病院で肺動脈性肺高血圧症の50代女性▽肝臓は北海道大病院で先天性代謝性肝疾患の20代男性▽膵臓(すいぞう)と腎臓の1つは藤田保健衛生大病院(愛知県)で糖尿病性腎症の30代女性-にそれぞれ移植される。
別の腎臓は当初、新潟大病院で40代男性に移植予定だったが、医学的理由で断念、東京女子医大病院で慢性糸球体腎炎の60代男性に移植されることになった。
心臓については、18歳未満から提供された場合、待機患者として登録した時点で18歳未満の患者に優先的に移植されるとする新たな基準が改正法施行後に設けられ、今回、初適用された
よく決断できたと思います。いろいろ葛藤もおありだったでしょう・・・。
いくら、臓器だけでも他人の身体で生きていけるとはいえ、暖かい身体をしている眠っているような我が子です。理屈で脳死をわかっていても、理性と感情は別のものだもの。
日本全体が前向きになろう、がんばろうというこの時だからこそできたことなのかなぁ、とも思います。
どうかこのご家族がお子様をなくした悲しみから癒され、心安らかに暮らしていかれますように。お子様のためにも。