My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

猫フェルト

2011-08-19 10:54:10 | 日記
・・・・ってご存知でしょうか~

私はつい最近知った。 本屋さんでふらふらと「猫の飼い方」的本の並んだコーナーで背表紙読みをしていたときに「猫フェルト」の文字を発見。

え・・・猫のフェルト??・・・・刈るの????
と、羊の毛刈りをぱぱっと想像してしまった私。 いやーん 猫暴れ放題でしょそれってーーーーーやっぱり夏は暑いから刈るのかー??  って、そんなばかな、でした。

これこれ。 猫の抜け毛です。これが材料になるらしい ←しろりんの抜け毛。

抜け毛を集めて型紙(ネコ型指人形、というかそれくらいのものしか作れないよね、毛の量的に)につけて洗剤でがしがし・・・って、これはウールの毛糸からフエルトを作る作業工程に似ているね。

で洗い流したり乾かしたり形を整えたり、でできあがるそうなんですが

・・・これ、私は作りたいかな? いやー、いいかな・・・小物作り苦手だし・・・しかし手作りグッズ兼ペットグッズにはいろいろなものがあるんだなぁーとつくづく思います。
猫を飼わなければまったく知らない世界でした。

そうそう、ウールの毛糸からフェルトを作るのはやったことがある。フェルトボール、といいますか・・・数年前の幼稚園バザーで、子どもが作って遊べるものとして販売したんだよねぇ
ガチャガチャの空き容器に洗剤とぬるま湯と切ってほぐしたウール100%の毛糸を入れてよく振る。ふってふって丸まってきたら軽くしぼって形を整えて乾かす。
確かこんな感じでした。 詳しい作り方は忘れた~エマちゃんに聞かないとわからない~
…猫毛でも作れるのかフェルトボール・・・自分の抜け毛で作ったボールにじゃれる子猫・・・・うーーーん、どう? やっぱ 作らないかな、わたし


そうそう、猫毛犬毛といえば、戦時中には寒冷地に赴いた兵士用防寒具をつくるためにと、犬猫献納運動 なんてのがありました。
1944年「犬猫の供出命令」が軍需省と厚生省により通達され、それを受けて自治体など行政が「犬猫の献納運動」を始めました・・・
ほとんどは毛皮として使われていなかったようですが・・・・(だいたい寒い戦地ってどこだ?)

1・肉を食料にするため。(んー知ってたら食べられないが本当に飢えていたら・・・どうなのか?わからない)
2・狂犬病の予防が出来ないため。(獣医が足りない)
3・空襲時の混乱を避けるため。(毒だんごを食べなかったゾウ、のお話もあるなぁ あれ、春樹さんの「象の消滅」となんか混ざってる??)

どんな理由にしろかわいがっていた犬猫を差し出しちゃうのはつらかったろうなぁー 

が 非常時のこと。ペットはかわいい。でも同じ種=ニンゲンが一大事のときにしないでどうする?というか・・・
どの動物も自分の種を守ろうとするものでしょう。それが自然なこと。
供出命令が正しいといっているのではないですよ。 でも、「命の重さは人間も動物も同じ。地球上の生き物はすべて平等。」
なーーんていうのは偽善だと思っています。 だいたいそんなこと思いつくのは逆に人間が一番!と思いあがっている証拠ではないのか。

もちろん今現在猫飼いの私には、うちのしろちゃんは大切な存在です。
いざというときに例えば敵機来襲時に避難場所に逃げるとか原発で避難命令区域にいたとしたら、この子の命をどうするか?
そんなことはわからない。簡単にどうすると割り切れるものではないでしょう。悩みまくって自分でだした答えにさえ納得できないかもしれない。




でもねーーーーーーーーーー。


 

猫毛フェルトの話からずいぶんあちこちに飛んだな
戦時中集められて天に召された犬猫はかわいそうでした。