My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

沼田まほかる「九月が永遠に続けば」

2011-11-16 14:37:32 | 読書
主人公 → 離婚した夫   →   再婚相手   ←? 再婚相手の兄
                        ↓↑

 ↓ 再婚相手の娘(父親は不明) → 主人公の息子
    ↑                   ↑
主人公の愛人              学校の友達


ほかにも ↑ つきそうな登場人物は出てきますが 主なものだけ、愛情のベクトルが指し示す方向を。

著者のデビュー作、2004年ホラーサスペンス大賞受賞作。

精神科医の妻だった主人公は離婚して高校生の息子と二人暮らし。精神科医の元夫は元患者と再婚するために主人公と離婚し、再婚相手とその連れ子(レイプされ妊娠。連れ子=娘はそのことを知らない)と暮らしていたが、主人公は精神的(金銭的にも)まだ依存して生活、連絡も取り合っていた。中学生の娘につきまとっている男がいて困る、と話を聞いていたのだが偶然その相手と知り合い、主人公はその男に恋をしてしまう。・・・・


話が始まってすぐにその相手は事故死、そして息子が失踪してしまいます。

うぇーーー
何だろう。
再婚相手が悪いわけではないのでしょうが。被害者だし。 いったい何なんだ、社会が悪いのか!?

それぞれがそれぞれにどろどろしています。こころの中に持ってます。ダークマタ―?を。
 
女性は感覚的に気持ち悪く感じてしまうところがあると思います、この小説。

謎はまあ そんななの??
というところでオチますが、最期の犯人は以外でしたがその前の息子の失踪の原因の方がインパクトありすぎて
魔性、というのか 恋は盲目、抗えないのね、でも抗え大人の方がっ!と思ってしまった。

どうなるのかページターナーな小説ではありました。

ものすごく寝不足です・・・・・・・・