My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

トルストイ「二老人」

2010-11-25 08:46:29 | 読書
今年はトルストイ没後100年、だそうですね~。

言わずと知れた文豪ですが、ワタクシほとんど読んだことがない・・・「イワンのばか」「人はなんで生きるか」 くらいか。
非暴力主義者で伯爵家に生まれた贅沢な身分を恥じて80歳を過ぎて家出をし、直後に肺炎にかかり亡くなってしまうという~・・。教会と国家の癒着を批判したことから正教会からは破門されていて教会での葬式を拒否されましたが、自らの教会よりもキリスト教を愛し真理を愛する、真摯な?クリスチャンであったそうです。

せっかく?なので読んでみよう、何から読もうか「復活」か「アンナ・カレーニナ」か・・・と、あらら 短編があったよ。どちらにしても文庫で何巻もある大長編小説なので手始めに?
かわいいのから・・・。

というわけで「二老人」です。あすなろ書房 北御門二郎訳。

二人の老人がロシアからエルサレムへ巡礼の旅に出ます。
一人は裕福で一人はそうでもなく 二人とも篤い信仰心を抱いています。

仲良く旅立った二人ですが、途中で二人は別れ別れになってしまい 一人は途中で家に帰り、エルサレムには一人だけがたどり着き・・・


気にかかった箇所を引用:「・・・・でなきゃあ。わざわざ海を渡ってキリストさまを探しに行っても、自分の中のキリスト様をうしなうことになる。・・・」
巡礼の途中、困っている家族と出会い彼らを助ける決心をした老人のひとりごとです。



これと反対の意見も聞いたことあるような

教会に集い神を賛美すること と 荒野(実社会)に出でて神が喜ばれであろうことを行うこと


私はキリスト教の洗礼を受けているわけではありませんし求道者としてそのための勉強もしたことはありませんが 神様、創造主、なんと呼べば正しく表現できるかわからないけれどそうした存在(というのか?)または意志が在ることを直感として知っています。もしくは知っている、と思っています。

そうした存在は人類共通の意識下で認知され、様々な原始宗教としてその場所その時代に適した形で成り立っていきました。長い時間をかけ淘汰や発展があり、それぞれの歴史とともにその存在を表現しているといいますか、現在いろんな宗教・教派・宗派でごっちゃりとしているけれど 
信仰を持つ人たちはそれぞれ己の好きなやり方で自分の内なる神様を信仰しているだけで、人間が神仏を信じる心にそう大きな違いはないのでは。
と 勝手に思っています。スミマセン理論づけいっさいなしです。

だって、心のなかに、自分の内側に中側に 確かに存在している と 思うんだもん←開き直りか? ははは でも 思うんだも―ン。

それをどう認識したいかどう崇めたいかによって自分の入信先が決まる、それだけな気がします。    まじめな信仰者に怒られそうですがー


話が横道にそれましたが、クリスチャンのお爺さん二人のお話ですね。どちらがより神様の御心に近づけたのかを問うお話。なのですが、この時代の旅の描写が面白かったです。

あっという間に読みおえてしまったので、やはり文豪サマの長編小説にトライしてみるべきだな。。。




音読・音楽祭に行ってきまして。

2010-11-24 09:08:58 | 日記
先週の土曜日小学校が全校公開日で、その前半は児童の音読・音楽会でした。
5年生は合奏「威風堂々」(次男くんはビブラフォンたたいてた)、4年生は地区の小中学校が集まる音楽祭でご披露した(毎年4年生が出演)「広い世界へ」を熱唱(?)。群読はあまんきみこ作「白い帽子」一番初めの数行を長女ちゃんが暗唱。

やー 子どもの歌声はよいです。1年生は1年生なりの、6年生は6年生なりの良さがある。
低学年の子の声、「ええっ、コレファルセットデナクウタエルノ??!」な高い声でもう体育館に響き渡ること。子どもが頑張ってる姿には弱いのです・・・すぐ涙ぐむ私。
歳をとると涙腺が弱くなってきますからね・・・・。

音読は自分の理解のために自分自身に読み聞かすもの、朗読は他者に向かって伝達を図るもの、
そして群読ですが・・・言葉自体、そう聞きなれたものでもない・・私が子供のころにはやっていなかったような気がします。複数で朗読すること・・?
なんというかパワーのある朗読です。

10年くらい前か NHKのドラマで恩田陸作の「七番目の小夜子」がやっていた。中学生が主人公のミステリアスな青春物語。・・・だいぶ原作と違っていますが鈴木杏と栗山千晶が主役。
彼女たちが通う中学校の文化祭で全校生徒での群読のシーンがあり中盤の一つのクライマックスのシーンでもありました。
暗く狭い体育館の中、謎めいた文章が読み上げられその場にいた全員の緊張感が最高潮に至った瞬間、突然に・・・ おお 文章の力、群読の力である種の集団ヒステリーを作り出すことも可なのね~・・・もちろん、お話の中のできごことなのですが
・・・と、ここで初めて群読という言葉を聞いたのだと思うなぁ。

唱和とはまた違うのですが・・。
暗唱、吟唱 平安の時代にはすでに和歌や漢詩を暗唱することが教養の一部として大切なこととされていましたね。

ついでにいま調べたのをメモ代わりに貼っておく。
チャント:
チャント(chant) とは、一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式を意味する古フランス語に由来する言葉。原始的なチャントは2-3音程度の単純な音程の繰り返しで構成されるが、グレゴリオ聖歌のように非常に複雑な音楽構造を有するものもチャントと呼ばれる。世界各地にさまざまな形のチャントが存在し、それぞれの国や地域独特の音階や音楽の源流となっている。その意味においては、日本古来の祝詞や和歌、詩吟、雅楽、おもろ、仏教における読経や真言、念仏、題目などもチャントの一種であると考えられる。

日本語では一般に詠唱、唱和などと訳され、フラで用いられるハワイアン・チャントなどが知られるほか、サッカーやプロレスなどの応援で声を合わせて反復される掛け声や応援歌のこともチャントと呼ばれている。




声の力はすごい。宗教などの場においてもすごく効果的に使われているのではないかな。意図してやっているのかどうかは知りませんが。
読経でも祈祷でも、人間の声が重なって響きあうことによって場の空気が動くような感じがします。場の空気が動けば必然的にその場にいる人のココロも動く。

良きほうに動くことばかりではなくて、使いようによっては「小夜子」の1シーンのように 恐怖 方向に動かされることだって・・・芸術にも凶器にもなるということか
耳からの情報も軽んずべからず、ってことね。


群読もそうですし 声に出すこと その声を自分の脳に届かせることについてはひっかかりがあって(カンタンにいえば興味がある)
しっかり意識して語る言葉は脳に刻まれるような感覚を覚えます。

別途まとめてみよう・・。



The Alan Parsons Project - Beaujolais

2010-11-23 00:21:16 | 音楽
先週ボージョレいただきましたが、ハイ、若いワインでした、例年通りに。や 去年の味は覚えていないですけれど。


ふと思い出した アランパーソンズプロジェクト。

(WIKIより抜粋)アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)は、1976年にデビューしたイギリスのロック・バンド。アラン・パーソンズとエリック・ウルフソンの2人を中心として結成された。「アイ・ロボット」「アイ・イン・ザ・スカイ」「ドント・アンサー・ミー」などのヒット曲で知られる。略称はAPP。
ビートルズやピンク・フロイドなどの作品を手掛けてきたアビイ・ロード・スタジオのエンジニアであったアランが、エリックから「エドガー・アラン・ポーを題材にした作品を作らないか」という誘いを受けて、このプロジェクトを立ち上げた。その作品はファースト・アルバム『怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界』としてリリースされ、グラミー賞にもノミネートされた。
その後もコンセプト・アルバムを主体とした作風で、コンスタントにアルバムを発表。プログレッシブ・ロックを彷彿とさせる壮大なスケールのサウンドと、ポップで聴きやすい音楽を展開し、英米で大きな成功を手に入れた。

1976 怪奇と幻想の世界~エドガー・アラン・ポーの世界  Tales of Mystery and Imagination - Edgar Allan Poe
1977 アイ・ロボット  I Robot
1978 ピラミッド  Pyramid
1979 イヴの肖像  Eve
1980 運命の切り札  The Turn of a Friendly Card
1982 アイ・イン・ザ・スカイ  Eye In The Sky
1984 アンモニア・アヴェニュー  Ammonia Avenue
(シングルカット曲 ドント・アンサー・ミー Don't answer me)
1985 ヴァルチャー・カルチャー  Vulture Culture
(シングルカット曲 レッツ・トーク・アバウト・ミー Let's talk about me)
1985 ステレオトミー  Stereotomy
1987 ガウディ  Gaudi



主に80年代に活躍したバンドでライブはせずスタジオで完璧な音を作ろう・・というプロジェクト?
ここ数年でリマスター版が売りだされているらしく・・・音響の良さも追及するバンドですからどんどんリマスターリミックスしちゃうのかな?アマゾンで調べてびっくりな感じ。

急に検索してみたのはこのバンドのアルバム「Stereotomy」の中に確か「Beaujolais 」って曲があったよなーと思い出したから。

ここがサビの部分ですが:

Beaujolais goes straight to my head
Beaujolais the one to blame
And I don't know why I'm in this place or how I came
Beaujolais will be my ruin
Beaujolais I can't complain
Cause it helps me to forget the past and ease the pain

なんか酔っ払いの歌ですかー?な歌詞・・・曲はかっこいいです。これより、表題作のステレオトミーのほうがスキだけど。


The Alan Parsons Project - Beaujolais


一時期凝って大体のアルバムは聴いたような気がするけれど再度アマゾンで試聴してみらたら・・・うわ、かっこいい、音素敵
なにこの90人編成のオケとレコーディングって・・・。凝り過ぎ・・・でもイイ

留学していたとき、ホストファミリーがアルバム「Eye in the sky」のテープを持っていて、クリスマス休暇で旅行にでたとき車内でずーっと流していたモノの一つだった。
ユタからからワイオミング州抜けてコロラド抜けて、まあロッキー山脈の雄大なことったら。広い空広い大地、異国の空気を吸いながら聴くアランパーソンズ・・・・

泣けるね。
ホ ン ト


とゆーわけで、
ボーナストラックの入った新しいCDがたくさん発売されているのでちょっと集めてみようかと思っています。しばらくハマりそう~




家事関連:洗剤

2010-11-22 07:28:23 | 日記
洗いものは基本手洗いです。

システムキッチンでビルトインで食器洗い機が付いているのですが、下洗いが必要だしならば手で洗ってしまったほうが早い。
どうしても時間が無い時には使いますが収納の一部と化している(洗った食器を入れて乾燥させているからそのまま・・・)様な感じです。

食器洗い機用の洗剤もいろいろ出ていますが、みち家でつかっているのは「キュキュッ○」。
なぜか?
詰め替えが可能な容器+容器の形が縦型でしゅっとしていて場所をとらないから~

単純すぎ?じっくり試してみれば各社各製品の違いはもちろんあると思うのだけど、あまりこだわりはないな。

手洗い用の洗剤にもそうこだわりはないのだけど、まあ 詰め替え可能な方がいいかなゴミが減るから・・・
(今は詰め替え可能なものがほとんどですが)
製造中止にならなければほぼずっと使い続けますが、やはり飽きてくるのでよさそうなのがあったら変えてみたり。

パッケージのデザインもいろいろなものがあるしこの頃は「手荒れを防ぐ」ものが流行りみたい。あと、初めから泡状になっているものとか・・・それはやり過ぎな気もするな。洗顔は泡立っていたほうがよいけれど、ははは、洗ってれば泡立つでしょう~

たいして性能が変わらないなら色も香りも自分の好みで選べばよいのですが、いまほんとう~にたくさん種類があるので目移りしてしまいます。
先日、1年近く使ってきたのに飽きて手にも優しいソフトな色合いのオリーブエッセンス配合(・・・・)の洗剤を買ってみた。
が、
使い始めてすぐに買い替えを決意。や、私そんなにこだわりはないのですが、これはねー、一度に出る洗剤の量が多いんだよね。手元で調整すればよいのでしょうが、ちょ   っとしかだしていないつもりがどばっとでてしまい、なんだか無駄使いしている気になってしまって。 これはそのくらいたくさんの量を使わないときれいにならないということなのか、早く詰め替えを買わせるためのトリック?なのか・・・。

気になるので、新しいのを購入。「○ュキュットハンドビューティ」 あれ 食器洗い機と同じのになりましたね。これはなんとなく・・・前の2商品が色がぱっとみえるものだったから、中がみえない容器のものを買ってみただけ・・・なんだけど・・・

ここに目に見えないマーケチング的策略が張り巡らされているのか!? なんてねえ そうかもしれないしそうじゃないかもねえ  ははは
あ 花○のまわしものではありませんが

今のがもう少しでなくなるので使ってみます。

チワワちゃん

2010-11-21 06:21:46 | 日記
奈良でチワワの桃が警察犬に合格 1月から捜索に(共同通信) - goo ニュース

奈良県警は19日、嘱託警察犬を決める審査会に出場した、同県桜井市の会社員松吉慶子さんが飼育する小型犬のロングコートチワワ「桃」(雌、7歳)が合格したと発表した。11年1月から地震など災害時に出動する。桃は体重約3キロで、12日の審査会で「捜索救助の部」に出場した。けが人に見立てた警官のにおいの付いた帽子を手掛かりに、足跡やにおいをたどって5分以内に要救助者を捜す課題をクリア。


7歳というとだいぶお歳ですね。激しい活動ではないでしょうけれど・・。
あれ、この間警察犬になれたレトリバーのきなこも7歳だったのではないかしらん。

別に記事にありましたが、このチワワさんは6年間訓練を受けてきたそうです。がんばりやさんなのね。


わんちゃんもいいですが、わたしは猫のほうが好きです。
柔らかくて暖かいから。肉球ぷに、も好きだ。最近猫にさわっていないなぁ どこかにさわっても怒らない猫いないかなぁー
(実家の猫はビビりなので触るどころか異物←私!をみると逃げてゆくし・・)

来月誕生日の長女ちゃんのプレゼント依頼品:ねこ。



でもー・・・・・うーん・・・・・・・・悩みどころだ。