現実

夕食時に膝を手術されたご婦人とお話ししました。 もう１ヶ月も入院していて、まだ歩けないのに追い出されると嘆いていました。仕方ないけど、これが日本の保険制度の現実。

来週、頭を手術すると言ったらびっくりされていました。


同室の患者さんが発作？意識不明？先生が飛んできました。少しは落ち着いたようですが、早く良くなって欲しいです。


あーあ、やっぱり、恐い。これが現実なんだ、でも受け止めなければ。。。 それにしても、先生は今来た救急車に対応しなければならないらしく、こちらの患者さんが取りあえず安定するなり、そっちへ飛んでいきました。確か今日は別の病院の応援へ行くとおっしゃってたはずだけど。。。いやいや、スーパーマンだ！


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Ｋさん

会社の上司がお見舞いに来てくださいました。 やり残してきた仕事も何から何までお願いしてしまって、本当に申し訳ない上に、せっかくのお休みの日に。。。


気になっていた仕事（正直、手術のことで精一杯で忘れていましたが）も順調に進んで入るようで安心しました。 同僚も元気で頑張っているようで、これまた安心。


これでもう、準備万端、さぁ来い、グリちゃん。


Ｋさん、それから、職場のみなさん、ありがとうございました。 待っててね。


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幼なじみのＦ君

久しぶりに会いに来てくれました。 いつも、こうしたらいいよ、ああしたらいいよ、って言ってくれて、その度にちゃんとできていた？のですが、そんなふうに言ってくれるところがあの頃のままで、今日も勇気づけてくれました。 きっと、このグリオーマ、そうだ、グリオーマだの、神経膠腫だの言っているから滅入ってしまうんだ、グリちゃんと呼ぼう、そう、このグリちゃんはきれいさっぱりなくなって、新しい人生が始まるんです。

Ｆ君は僕の誇りです。


Hiroshiさんへ

小田和正さんの唄から


哀しみはやがて　　消えることを知った

喜びは　　いつまでも輝き続けることも





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弱気は最大の敵

歴代のカープの好きな選手の中でも、津田恒美投手は特別な存在です。

「もう一度投げたかった」

ビデオに撮って何度も見ました。でも、まさか自分も脳腫瘍の手術を受けることになるとは思ってもみませんでした。


弱気は最大の敵。津田投手の座右の銘です。


この座右の銘が記された津田プレートなるものが、カープ選手会の手によって旧広島市民球場からマツダズームズームスタジアムへ移設されたそうですが、私も一度触れて一球入魂してきたいです。

津田プレートのレプリカを脳腫瘍患者のために病棟へ配布していただける、なんてことはできないのでしょうかね。。。


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思い出を携えて

私が大学１年の時に創った詩です。友人のＵ君が作曲してくれました。 もう３１年も前の話なんですね、３１年も。。。 退院したら曲もアップします。

思い出を携えて


今ここで　　立ち止まるのは　　明日を遠くするだけさ


あの頃の思い出は　　君の笑顔と　一緒に僕の心の中に


もう一度やり直したいけど


時の流れに　　逆らうなんて　　できはしない




明日のために　　生きているのならば　　今日を大事に　　歩いていこう


あの頃に捨てた夢　　君と歌った唄　　みんな僕の思い出の中に


風の向くままに旅に出たい


時という名の船に乗って　　どこへでも


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