健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

20日  強く明るく生きる勇気を教えてくれた友との再会

2009-06-22 17:12:00 | インポート
土曜日のこの日は会社の古い同僚T君が訪ねて来てくれました。近くで用事が会ったとは言え、わざわざ、ありがとうございました。


どんなときだっていつも強く明るいT君は、周りもそんな雰囲気にしてくれる友人です。(勝手に友人にしてしまってゴメン)

そして、生きる勇気を教えてくれた教科書でもあります。そんなT君が一段と逞しくなって、会いに来てくれました。この日まで熱が下がらず、吐き気も治まらず、医師達からは、あまり考えすぎるなと言われたりして、少々鬱ぎ込んでいたのですが、熱が下がらないということで、丁度、抗生剤をセファメジンからブロアクトに処方変更した時期と重なりますが、T君に会った後、数回の発汗を繰り返し、解熱し始めました。西洋医学的には、ブロアクトの方がセファメジンよりも細菌に”ビンゴ”だった、ということになると思いますが、東洋医学的には、裏(”り”と読みます)が陰の状態(西洋医学で言う、抵抗力の落ちた人、免疫力の落ちた人、あるいは そのような状態)で裏まで入り込んだ邪気(ウイルスとか細菌など)を、これまでは表(”ひょう”と読みます)までも弱っていたので、邪気を表から追い出すことさえもできなかったけれども、T君が表を陽の状態(活性化)して、穴を広げて邪気を出て行き安くし、汗が出て熱が下がった、と説明できるのではないかと思います。ここで大事なのは、表を陽にしているだけだと、裏の中の陽も出て行ってしまいますのでよくありません。何事もバランス、収支が大切です。これは西洋医学では難しい仕事です。


少々、理屈っぽくてすみませんでしたが、早い話が、T君が熱を下げてくれたというお話です。学生時代に、少しだけ勉強した東洋医学の知識だけなので間違っているかもしれませんが。



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16日  大泉洋君

2009-06-22 16:58:28 | インポート
術後、麻酔科の先生のお話にあったICUには行かず、普通の個室に戻って来ました。


そこで最初におせわをして下さった看護師さんは、俳優の大泉洋さん似のちょっと個性的なキャラでした。まだ半麻酔の私にはそのイメージは大きく焼き付いており、今でもその看護師さんは、私の中では大泉洋君です。(ちゃんと本名はありますよ)でも、大泉君、その個性的なキャラとは裏腹に(本物の大泉さんゴメンナサイ)、術後直後、頭痛い、吐きそう、と何度もナースコールを押す私に何度も駆けつけて下さり、座薬を入れ、優しい声をかけて励ましてくださいました。

ある日、大泉君がトレードマーク?の髪をバッサリ、噂では、配置転換とかで、最初は大人しくしておこうと。。。いやいや、大泉君、見た目じゃないよ、でも、大人は分かってくれない人が多いもんね(^_^;)

アンメットニーズ。。。


大泉君が、私の正体(薬の開発をしている)を知ると、○○な点滴ないですかねぇーって。

私も、半麻酔状態ながら、○○だから○○を考えれば良いかもしれませんね。元気になったら、挑戦してみますー。

奥様、メモしておいてーって。。。


大泉君、私はしっかり覚えてるからね。。。君のことも、君との会話も。。。



一部、将来的に知財に関わるかもしれませんので、ピー音で掲載させていただきました。



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いたちごっこか?、モグラ叩きか?

2009-06-22 16:53:14 | インポート
数年前から点滴の針の形状が変わり、少々腕を動かしても血管に影響を与えないようなものになり、点滴時にも移動が可能になってきましたが、最近はさらに進歩しているみたいです。


刺している針は、見た目はあまり変わりませんが、ヘパリンロックというものを使って、針を抜き差しすることなく、一旦、点滴治療を中断することが可能になりました。 ヘパリンロックに関する説明は、日本薬学会薬学用語集などにも解説されていますので、詳しいことはそちらを読んで戴くとして、(実は私は大泉君に教えてもらいましたけど)


これで、自由度は非常に大きくなり、例えば、ヘパリンロック中の腕をラップでグルグル巻きにすれば、シャワーも可能なようです。もちろん、何度も針を抜き差しされる痛みからも解放されます。


便利な世の中、というか、大変な世の中です。病院の中で点滴といえば、ゆっくり寝るもの、と思っていましたが、歩け、歩け、と。


でも、逆に言えば、それだけ同じ針が同じ場所に刺さっている時間も長くなるわけで、しかも、様々な作業を行う訳ですから、細菌感染の可能性も高くなってきます。細菌感染を起こすと、それを治療するための抗生剤点滴をすることになり、一体、何やってんですか?という感じになりますよね。便利になれば、リスクも付いてくるということは十分に理解しておきましょう。



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