相変わらず右コメカミの腫れも痛みも引かず、6時間の間隔を守ってロキソニンを飲んでいます。放射線治療は終了したからダーゼンは必要ないだろうなと思っていましたが、しまったもうチョッと頼んどくべきだったか
で通りにも使えるようになりました。
ついでに過去の懐かしいを並べて写真をとりました。右からPanasonicの"ルモテ"、まだエッジと呼んでいた頃のものですね。モデムとしても使っていました。それから日本無線のモデル、Airエッジと呼ばれるようになりました。このシルバータイプを奥様が使っています。ブラッグボディのアドエスからシルバーボディに代わって違和感があります。古い機種には愛着はありますが、レアメタル回収に協力をしたいと思います。
さて、家に帰っていろいろと調べ物をしていると、「神経症状のない人の脳MRIで偶発病変が認められることは少なくない」というBMJという医学雑誌の最新情報を入手できました。
脳MRIを受けた人で、腫瘍が偶発的に見つかるのが0.7%、無症候性脳梗塞や微小な出血が見つかるのが2.0%で、また、高解像度MRIを使用するとより見つかりやすいというものです。
著者は今回の知見だけで無症候性の人の脳MRI検診を正当化することはできないと言っているようですし、まあ、分母が2万人に満たない調査結果でもありますから、今後もっと詳細な分析が必要なのでしょうけど、少なくとも私の場合は無症候性で偶発的に見つかって早めに対処していたから、今こうして復帰を目指すことができているので、脳ドックがもっと普及すれば良いと思うのですが。。。
http://www.bmj.com/cgi/content/full/339/aug17_1/b3016
それから、結腸・直腸がんの適応で発売されているアバスチンが、今年の5月に米国で、悪性度が高いグリオブラストーマ(神経膠芽腫)への適用が承認されたようです。有効性も然ることながら、分子標的薬ということでより副作用の少ない抗癌剤として期待できるのではないでしょうか。私は現在、グリオーマのグレード3,4の治療法に従ってテモダールを飲んでいますが、そのうちオリゴちゃんのグレード2でもアバスチンを使うという日が来るのかも知れませんね。
それにしてもアバスチン、適用をどんどん拡大しています。エビデンスがあるのなら素晴らしいことです。