「子や孫へ、大切に継承しよう、ふる里の自然を!」 の熱い願いから、米川環境整備協議会にホタル部会を設置して、平成13年夏、養殖施設『よねがわ蛍の館』を延べ200人のボランティア作業で14坪の養殖部屋と6畳の畳部屋を建立した。 この施設内には、20リットル水槽3段、計60槽の飼育設備に給水配管とエアーポンプが整然と設置されている。6月の中旬に雌ほたるを捕獲し、産卵箱で産卵させて飼育槽に移し、部会員12名が交代で餌のカワニナや水の世話を続けている。ここで育てた幼虫は市内の各所に放流したり、教育や啓蒙活動を通じて多くの人々が関わりながら更にその輪の拡大を目指している。
一方、自力増殖できる環境づくりにも取り組み、稲作減反で今では使われなくなった水田用水路を復活させて、産卵から蛹化の快適な「蛍水路」ができた。この活動も5年を迎え、試行錯誤の繰り返しでしたが、着実にその成果を見るに至りました。
今が、最も蛍の飛び交う時です、末武川の米川運動公園の対岸、滝の口河川公園や山間の小川で見られます。
蛍のでる時間帯は午後8時過ぎの暗くなり始めから遅くても9時頃までです。夜中には眠りについていますので、時間内にご覧あれ!
いじめないで、やさしく見てやってね。
『第39回全国ホタル研究大会下関大会』が6月16日から18日にかけて下関市豊田生涯学習センターで開催されます。色々な催しがありますので、興味の有る方は足を運んで見られたら…。よねがわのこれらの活動も発表されるようです。
詳細はインターネットで…
http://www.hotaru-museum.jp/taikai/index.htm
ホタルについていろいろと知りたい方は、ほたる博士の
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