米泉湖サマージャンボリー2012が開催される。この夏はふたたび神楽でお楽しみいただきたい。2007年このステージで繰り広げられたあの感動をもう一度のリクエストに実行委員会が応えた。塵倫(ジンリン)と八岐の大蛇(ヤマタノオロチ)2演目2部構成、それぞれどんな物語なのかを説明しておこう。
塵倫 身に翼があり天空を自由自在に駆け巡る塵倫という鬼が我が国に攻めてきた時、時の帝第十四代帯中津彦命(仲哀天皇)が従者竹麿呂とともにこれを成敗すると言う物語です。何を意味しているか定かではありませんが、この鬼は旧舞の神楽では珍しく女の鬼と言われています。
八岐の大蛇 「古事記・上巻」の物語を神楽にしたもので、高天原を追われた素戔鳴命は出雲の国に降り立ち、そこで一人の娘を中にして嘆き悲しむ老夫婦に出会います。聞くと八人いた娘は毎年現れる八岐の大蛇にさらわれ、ことしもその日が近づき最期に残った奇稲田姫と別れを惜しんでいるという。素戔鳴命は謀を巡らせ、一人八岐の大蛇へと立ち向かいます。
石見神楽 津浪神楽団の勇壮で迫力あるステージにご期待下さい
プログラム
開会式 18:30~
バンド演奏 (キャプテン・オブザシップ) 18:40~
神楽1部 塵倫 (津浪神楽団) 19:05~
ダンスユニット (山盛ボーイズ) 19:50~
神楽2部 八岐の大蛇 (津浪神楽団) 20:20~
打上げ花火 21:10~
「森と湖に親しむ旬間」の期間中にダム見学会が行われます。職員が堰堤の中を案内してくれます。一度いかがですか?
7月27日~30日 10時と14時の一日2回 管理事務所へ集合下さい