ふれあいの里“よねがわ”

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どんど焼き

2006年01月16日 | EVENT

 1月15日(日)小学校の校庭に子どもからお年寄りの方70余名が集まって、恒例の「どんど焼き」が行われました。

 昭和55年(1980年)地域の子ども会育成会が、各々の家で行われていた「どんど焼き」をみんなで一緒にやろうと声を掛け、第1回目が行われました。始めた頃は参加者も少なく小さなものでしたが、回を重ねる内に参加者も増え、途切れることもなく今年26回目になりました。

 前日、校庭の中央に青竹を切り出し、3本を三角錐状に立ててその中に藁や竹を詰め込んで櫓を組み、四方を注連縄で囲む作業をしました。この日は朝から雨が降りその中を雨具を着て半日掛かり、悪戦苦闘して立派な櫓が出来上がりました。天候も夕方には回復してきました。

 当日は、朝から良い天候になり8時頃校庭では、主催の育成会の方々が餅つきや雑煮の準備をされる白い煙が立ち上っていました。9時過ぎ頃から地域の人々がお正月飾りを持って集まってきます。それぞれが櫓の中に積み上げ始まりを待っています。

 10時から、宮司さんをお迎えして神事が始まりました。_55 子ども達の代表が神妙な面持ちで祭壇に玉串を供え、無病息災を祈念、そしていよいよ点火です。

  

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 祭壇の火が、子ども達が持つトーチに分火され櫓を囲むように立ち“点火”の合図で火を放つと、勢いよく燃え上がり炎は5m程にも達し、拍手と歓声につつまれました。

    

 会場では子ども達も参加して餅つきもありました。御神酒が振る舞われている内に、雑煮の準備が出来たようです、つきたてのお餅を入れみんなで美味しくいただきました。また、福引きもあり、全員が和気藹々に楽しい一時を過ごしました。 Dscn0447 

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 「どんど焼き」は、日本の各地で行われている小正月(1月15日)の火祭りです。お正月に使った門松や玉飾り(輪かざり)・書き初め等を燃やし、その火にあたったりお餅を焼いて食べると風邪をひかないとの言い伝えがあります。無病息災とお正月にお迎えした歳神様をお送りする伝統的な行事です。

 暮れからお正月にかけて門松や輪飾りづくり・お供え(鏡餅)・鏡開きと言った一連の行事があります、終わったらゴミとして出すのではなく、そこには“物に対する感謝の心と粗末に扱ってはいけないという心”があります、その事が思いやりのある子を育てます。いろいろな風習、その謂われやその地域独自の良いところは、子ども達に教えながら引き継がれて行くと良いですね。

 


感動の朝

2006年01月02日 | 地域

昨年の元旦は雪、年末の週間天気予報は曇りで降水確率40%、1998年に迎春会を始めて9回目になる。この間晴れて初日を迎えたのが何回有っただろうか、資料をめくって見ると2回である、殆どが曇りだった。確率が非常に低い。当然の事ながら今年もみんなが「だめだろう」と口々に言う。

太陽が昇る時刻は7時20分頃だ、6時に起床して外に出てみる。雲一つ無い空に星が輝いている。期待が持てそうだ!

6時30分 待ち合わせ場所に車が集まってくる。松ヶ垰に続く道には10日前に降った雪が山の影に残っていて、2駆の軽バンでは前に進めない何とか通り抜けようと後ろから押せどもだめだ、車を置いて、4駆の軽トラの荷台に乗り込みデコボコ道を上る。東の空が少しずつ明るくなってくる。

6時30分 松ヶ垰で同行の地元ケーブルテレビの取材がはじまり、かけ声勇ましく雑木林の中を大将軍山頂を目指す。いつもはライトを点けて登るのだがライト無しでも明るい。

7時5分 頂上へ到着、米泉湖ルートから登って来たグループと合わせて70余名が集まった。お互いが挨拶を交わしながらご来光を待つ

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7時27分 今年初の真っ赤な太陽が昇り始める、少し昇ると眩しく光りを放つ、振り向くとみんなの顔が赤く染まっている。そのスピードは随分と速い、カメラのシャツターを切る間隔で感じる。感動の一瞬だ!

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みんなのコップに御神酒やジュースを注ぎ乾杯! 福だるまの当たる抽選に入る。先を色分けした竹ひごを順に引いてもらう、色によってだるまの大きさが異なる。一等は大きさ24㎝、大将軍の名入りだるまが2本、その他にミニだるまが25本あった。

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それぞれのグループで記念写真を撮って下山する。

今年も良い年になりますように!と祈念し終える。