市の水瓶末武川ダム(米泉湖)の水位も随分と下がり、水没前の沈下橋、水田の石垣や道路が見えている。末武川には二つのダムがあり、上流の温見ダムはほぼ満水の状態に近く豊富に水を蓄えている。水不足を経験したことのないのが当市の自慢の一つでもある。
末武川水域を生活圏にして農林業を営んできたこの地区も少子高齢化が進み、担い手不足による耕作放棄地の拡大が深刻化している。山林や水田の保水効果は言うまでもない、そして食の自給問題への影響も大きい。
2000年ロータリークラブの取り組みによって “水源の森” を育てる活動が始った。植樹したモミジや桜は見上げるように生長している。
今日、小学生と一緒に維持管理をしている環境整備協議会や水道局、ロータリークラブが参加して補植作業が行われた。植えた木はこれまでに千本になる、名札の掛ったこの木々は子供達と共に立派に成長(生長)するだろう。