ふれあいの里“よねがわ”

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命育む自然にふれて

2012年05月28日 | まち歩き

 毎年倉庫の屋根にセキレイが巣を作る。昨年はカラスに襲われてしまった。3年目になるが今まで雛を見たことが無かった、初めて見せてくれたと言うか巣から出ていて見ることが出来た。4羽がこちらを向いて赤い口を開けていてかわいい、何度も入れ替わり見ていると親鳥が頭の上まで来て威嚇する。その真下の倉庫の中で作業をしていると2m位まで近づいて来て激しく鳴いて私に抗議を繰り返す。(俺は家主だぞ)

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 アカガエルの住む田を訪問する。稲の植え付けも終わり沢山のオタマジャクシが孵化しており近づくと一斉に畦岸から離れ水を濁す。早く孵化したのだろう、小さいけれど蛙に変身、ニホンアカガエルかヤマアカガエルかの見分けがつかない。

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 田舎暮らしをしていてもなかなか自然にふれることがない。雑踏を離れ時に自然に親しむ時間を!  今、友達から蛍が飛んでいるよと電話があった。早速外に出て見よう~と。


筵織り技術を伝える

2012年05月16日 | 文化

 筵(むしろ)は、稲藁などで編まれた敷物のことで、かって人々の生活において必要不可欠な道具でありました。籾(もみ)や麦、茶葉などの作物を乾燥する敷物として、二つ折りにして袋状に縫い合わせ叺(かます)にして広く利用されてきました。高度成長期の急速な石油製品の普及によりその役目を終え、製作技術も伝承されることなく忘れ去られようとしています。

 近所に筵織り経験の有る高齢者がおられ協力していただけることになり、この地区で集落を守る活動をしている『西平谷川の清流を守る会』の会員と共に『筵打の技術』と『西平谷の暮らし』を記録画像と冊子に残すプロジクトを2010年9月に立ち上げました。

 冊子・映像の編集、事業全般にわたり国立文化財機構 東京文化財研究所研究員 今石みぎわ氏と映像作家 腰高直樹氏にスタッフとして携わっていただきました。

 3月末その冊子とDVDが完成、県内の文化資料館、民俗資料館、図書館等に寄贈しました。また、新設された下松市民交流拠点施設『ほしらんど くだまつ』の展示コーナーに常設(7月)する予定であります。

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 冊子は、昭和30年代の西平谷の暮らし(生業、葉たばこの栽培)・筵打の技術(図解)・西平谷のこれから(地域で取り組んでいることやさまざまな想い)などで構成しています。映像については、筵打の手順とここでの暮らしをまとめております。

冊子についてのお問い合わせは

   744-0271 下松市大字下谷1124

            下村 清一