ふれあいの里“よねがわ”

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お大師様とお釈迦様と薬師様

2009年04月10日 | 地域情報

 にほんの里 “よねがわ” に古くから引き継がれる伝統行事がある。藤見八十八ヶ所お大師巡りとお釈迦様の御誕生をお祝いする花まつりと地域の旧家に伝わる薬師如来像のまつりである。

【藤見八十八ヶ所巡り】

 日 時:4月21日(火) 9時 温見老人集会所出発

 温見―道谷―大藤谷に点在するお大師様八十八ヶ所を巡ります、途中地域の方のお世話でお接待があります、当屋のお宅で昼食をして午後2時過ぎ頃には元の処へ着く予定です。誰でも参加できます、わずかなお賽銭があればいいかなと思います。

【花まつり】

 日 時:5月8日(金)

 場 所:大藤谷 河内神社内

 この地域では、5月の8日に行われる花まつり、午前9時頃から花御堂を色とりどりの花で飾り、庭で甘茶を煎じて準備がなされ、午後1時~3時頃まで甘茶のお接待がある。花まつりは釈迦尊像に甘茶湯をかけて御誕生をお祝いすると共に、無病息災を祈念するものです。普段はなかなか口にすることのない甘茶を一服ご賞味あれ! 

【薬師如来像】

  この地の旧家に伝わる如来像が河内神社に鎮座されております。以前は三十三回忌として三十三年ぶりに開帳されていたそうで一生に一度拝すことが出来たようであります。民の要望と当家の諸事情により地区に移管され、移管後恒例の花まつりを兼ね開帳されるようになりました…

 もともとこの河内神社は、薬師堂の在った処で御堂の破損改築と河内神社の移転に伴いこの地に神仏一体の神殿が建立されました、それ以後如来像はいつでも拝観できるようになりました。

 由来伝記に元文四年、竜次己末(1739年)薬師堂として創設された、三月初八日とあることから、この地の文化、伝統を推測することができる。

 そんな事こんな事、古の民の営みに想いを馳せ、“にほんの里”を歩いて見ませんか!

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里山の春

2009年04月06日 | 地域

 暖かい日になった、春を探しに山里にでかける。この時季になると珍しいオキナグサや春りんどうが咲く、辺りをキョロキョロしながら道端の花に目をやり小川に目を向やりながら目的地を目指す。タイミング良く開花に出会えることも少ないのだが…。

 今日はラッキーどちらの花も見ることができた。Dsc_2892_2

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オキナグサは絶滅危惧種でこの地区でも自生しているのはここだけかも知れない。

春りんどうも珍しく咲いている場所は2ヶ所ぐらいしか知らない。背丈が低く花も小さい、陽のあたる時に開花し、夕方にはしぼむのでなかなか見つけにくい。

 コゴミやたらの芽、わらび、竹の子と山菜が美味しい季節、木々の新緑がきれいな季節、産毛にくるまれ生まれてくる命の営みが始る。Dsc_2683