よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5020(Leo Triplett/しし座の三つ子銀河)

2025-01-31 01:00:00 | SeestarM天体
しし座の三つ子銀河/Leo Triplett/M66銀河群
距離約3500万光年の小さな銀河群、3つの渦巻銀河M65/NGC3623(渦巻銀河)、M66/NGC3627(棒渦巻銀河)、NGC3628(非棒渦巻銀河)から構成されている。

画像イ、1/25、60分の予約観望で撮れ高44分
(Seestarアプリで、2:3トリミング・調整など、写真アプリで調整)
画像ロ、アノテーション
1つでもSeestarで充分楽しめる銀河なのに、3つの渦巻銀河が1回の電視観望で楽しめるお得な銀河群。しかも3つそれぞれ個性的で同じ渦巻銀河とは思えぬ様相。
前回までは、プラネタリウムアプリで3つ一緒に撮れる時間を知らべるか、赤道儀での観望でしたが、Seestarがフレーミング機能を実装したことで、フレーミングで角度を調整していつでもお手軽に観望できるようになりました(^^;
Seestarユーザーにお勧めです。

(覚書)
プチ遠征でSeestarのPlan撮影(予約撮影)に失敗して、Plan撮影の練習観望(^^;
三つ子銀河60分とM65を30分の連続観望を予約して、撮れ高は44分と18分。私のような初心者でも簡単に観望できる反面、時間は係りますね。設定も英語での解説・画面なので、なれるまで大変です。
翌日、M65・M66とNGC3628を一覧表作成用に追加で観望。

画像ハ、1/26、M65
(画像ホより、拡大切り出し)


画像ニ、1/26、M66
(画像ホより、拡大切り出し)


画像ホ、アノテーション(撮ってだし)

画像ト、1/26、NGC3628

画像チ、アノテーション(撮ってだし)

画像リ、観望位置広域


星見娘で電視観望5019(アンドロメダ銀河M31)

2025-01-30 01:00:00 | SeestarM天体
アンドロメダ銀河M31/NGC224、M32、M110
*M31は距離約250万光年、直径22万光年(ちなみに天の川銀河は約10万光年)で、視等級は4.1。肉眼で見えるもっとも遠い天体の1つ。M32、M110はその伴銀河。

プチ遠征にはまりつつあるよしべ~です。
よしべやでは10月初旬に電視観望が終了する全天一立派な銀河M31(^^;
もしかして、徒歩3分未満の港からなら撮れるかもしれないとプチ遠征。

港にて午後6時34分観望開始
画像イ、1/21、35分のライブスタック、フレーミング×2

午後7時54分終了。撮れ高35分で未完成。フレーミングも時間かかります。
これ見てしまうと、完成版見たくなるのが人情。
どうする、よしべ~
完成させるには、3時間ぐらいSeestar回さないとダメだろうな。
この場所は目を離せないので3時間は無理(^^;
他を検討。
第1候補地、車で2分、最近事故が起こたので×
第2候補地、車で3分、猿の御宿あるな~×
第3候補地、車で10分、最近熊のウ○コあったな~×
どうしよう・・・

あった!
車で10分の叔母宅○

そして、叔母宅の庭から1/23午後6時20分頃スタート
Seestarを放置して帰宅。午後9時半頃終了回収。
画像ロ、78分のライブスタック
フレーミング×2、+25°
そして完成版が撮れました。

さらに、画像イ・ロ観望時の個別Fitsファイルを再スタック
71枚のスタックエラーがでましたが(画像イとロで画角違うので)、101分の画像を確保。
画像ハ
(トリミング、回転あり、写真アプリで調整)
まあ以前にSeestarで撮ってモザイク合成したものよりは数段上なので良しとしよう(^^;
サムネは、画像ハを写真アプリでさらにいろいろ調整したものです(^^;
この後日(1/25)ですが、眼視でM31
ステラグラス:何かがあるのはわかる(△)
星座ビノ:少しはっきり丸い物があるのがわかる。(〇)
双眼鏡:ぼや~と丸い形の存在がわかる。(〇)

そして、叔母宅からは北天が好条件で観望できることを知り、観望予定リストを作成するよしべ~でした(^^;

なお、電視観望中は、ステラグラスと星座ビノで、星空観察。
オリオン座〇、うさぎ座〇、エリダヌス座(ほぼ〇)・・・他いろいろ
すばる・冬の大三角・冬のダイヤモンド(〇)
意外に苦戦しているのが、いっかくじゅう座・・・見えたような見えないような(^^;
復習貼っときます。
電視観望の覚書03(いっかくじゅう座) - よしべや自然博物館

電視観望の覚書03(いっかくじゅう座) - よしべや自然博物館

天の川の中の4等星がいくつかあるだけの目立たない一角獣座。毎日、星座ビノで一角獣座をさがしていると、少しコツが掴めてくる。見える星の数が変わるとこのコツも変わると...

goo blog

 
追記)1/25
星座ビノでなんとかいっかくじゅう座確認できました(^^;上のブログのように、ベテルギウスとプロキオンの間の三角形からたどるのがわかりやすいです。街灯の光などを遮断しないと難しい。











星見娘で電視観望5018(りょうけん座 NGC4217)

2025-01-29 01:00:00 | SeestarEtc
りょうけん座 NGC4217

画像イ、1/23、41分のライブスタック
(AIディノイズ・拡大あり、写真アプリで調整)
NGC4217は距離約6000万光年のエッジオンの渦巻銀河。英語版Wikipediaでは、M106のcompanion galaxyとの解説。いろいろ調べたら伴銀河とのこと。サテライトとの使い分けはわかりませんが、そういうことにしときます。

前回M106を導入するときSkyATLAS(星図)上で、見つけ気になってました。一瞬M106と一緒に撮そうかとも考えましたが、後でメシエ天体の一覧表作るとき大変なので断念。
この日のメインはM51で時間待ちの間の観望。エッジオンの銀河らしく中央の暗黒体も確認できました。画像イはトリミングで拡大してます。

画像ロ、アノテーション
左下にM106
導入がズレてM106が写り込み。NGC4217がメイン張るには小さいので、そのままでライブスタック(^^;
画像ハ、観望位置

画像ニ、観望位置広域






よしべ~の業務報告50128(太陽、木星、金星、M33他)

2025-01-29 00:59:00 | 業務報告
2025/01/28

定例朝の太陽

ほぼ黒点なし、寂しいけれど、ある意味新鮮。
なお、Gooblogの先輩が写したものを見ると、小さな黒点が確認できるので、腕の違い・機材の違いでそうなのかと勉強させていただいてます(^_^)

なお、1週間ほど山から昇る金星狙ってますが、撃沈の日々(^^;

夕方、車で10分の親戚の家へ
表の駐車場から、電線と光害を避け裏庭ヘ
先づは、木星のガリレオ衛星

(10秒Raw動画からのスタック、2倍モード)
(15秒Raw動画からのスタック、4倍モード)
火星は植木の影
金星

(15秒Raw動画からのスタック、4倍モード)
そして、テスト撮影
よしべやと空の暗さは同じなのですが、街灯の有無で違いますね(^_^)
よしべやは町の中心部の街灯密集地帯、親戚宅は町の北の外れ。
どうしよう、続けるかと迷いましたが、本日の予定天体では無いので終了。
火星

(10秒Raw動画からのスタック、4倍モード)
よし、やるぞと、
しかし予定天体は植木の影で導入できず(^^;
暗闇の中、凸凹畑で、Seestarの移動は難しいので本日は断念。
第2候補C16/NGC7243(18分)
次、C28/NGC752、3秒のプレビューでここまで写るか驚き(^^;
そして、C23/NGC891(近日公開)
終了後、懲りずにM33テスト、次回はメインでと心に決める。
熱いお茶を頂いて帰宅。

しし座M95、M96を観望して1日が終わりました。

以上です。





星見娘で電視観望5017(りょうけん座 M106)

2025-01-28 01:00:00 | SeestarM天体
りょうけん座 M106/NGC4258 渦巻銀河(セイファート銀河)
画像イ、1/22、61分のライブスタック
(AIディノイズあり、写真アプリで調整)
M106は、距離約2500万光年。1947年にヘレン・ソーヤ・ホッグさんの提案でメシエカタログに追加された天体。1995年、野辺山宇宙電波観測所の45m電波望遠鏡などの観測で太陽の3600万個質量の天体が発見されている。Wikipediaではブラックホール有力候補の大質量天体として断定してないので、こちらも右へならえ。

この日の本命はM101だったのですが、まだ高度が低いので、同じ方位にあったM106を時間待ち観望。これが大当たり(^_^) 空はあまり良くなかったのですが、暗黒帯も見え、メシエ天体の本の写真と比べて、どこまで写るか興味津々で見ていました。結果はSeestarだとこんなものでしょう(^^;
でも、見て良かたM106。M106への理解は進んだ(^_^)

画像ロ、アノテーション、撮って出し
上下トリミング

画像ハ、観望位置