よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録2024年(ペガスス座まとめ)

2024-12-29 01:01:00 | 星座等まとめ
2024年ペガスス座
Seestar S50による観望

(C30、C43、C44、ステファンの5っ子はトリミングして少し拡大してます)

ドラマありました。アンドロメダ銀河M31をステラグラスで眼視しようと夜空を見上げていて、偶然隣のペガスス座を目撃。その大きさと明るく輝く四角形に感動して電視観望スタート(M15は、位置も知らず観望済でしたが)。

普通は、ペガスス座からアンドロメダ座を確認して、アンドロメダ銀河の眼視にチャレンジするらしいですが、SeestarS50のお陰で私の場合は、
①アンドロメダ銀河の電視観望→②Seestarの後ろからM31を双眼鏡等で視認→③星座ビノでアンドロメダ座確認→④ペガスス座確認
(^^;

お陰で予定外の天体を観望できました。
特に、重カレンズ効果によって、遠方のクェーサーが4つに見えるアインシュタインの十字架は、存在確認ですが、星空ロマンでした。

観望は上の6つに加えて、NGC7742(関連Blog16)の合計7つ。M15以外はSeestar S50の口径5cm焦点距離250mmには荷が重かった(^^;
次回までにBKP130で観望できる実力がつくと良いのですが・・・精進します。

2025/1/24追加
NGC1などはペガスス座にあった(^^;


参考資料等




太陽系天体2024年まとめ

2024-12-29 01:00:00 | 太陽系内
2024年
太陽系天体のまとめ
紫金山アトラス彗星の観望もあり、生まれて初めて水星を肉眼で見て望外にも月のように欠けた画像も得ることもでき、太陽系の天体については充実した天文ライフでした。
木星などのように結果が残せず前進出来てないものも多くありますが、焦らず精進していきたいと思います。

画像イ、SeestarS50による7惑星と2準惑星

SeestarS50凄いですね。水星や冥王星まで見えて写せます。天体案内も優秀で、そ~と後ろから覗くとその天体を眼視することができます。おかげで、肉眼で水星を見ることができました。
『その技は一度見た。』の陸奥圓明流ではありませんが、一見凄いですね。今では、5時50分から6時15分まで他の星を見るように、普通に水星を肉眼で見ています。

準惑星は全部で5つ。残り3つ。ただし19等と暗いので、写るかどうかわかりませんが、2025年にチャレンジだけでもしてみたいと思います。

SiriLのSolar system objects機能にも感謝です。ネットに繋がっていれば、右クリック、クリックの2回で、太陽系の天体を同定してくれます。
(Astapでもデータを下ろして設定すれば可能らしいですが、途中で挫折しました;^^)

画像ロ、Mak127による5惑星と
FMA135による紫金山アトラス彗星
流石のSeestarS50も水星の満ち欠けまでは写せてません(金星は写る)。Mak127で水星・金星の○でない欠けた姿を写すことができて、よし!Seestarに勝った!とバカ喜びしました。
『機材と勝負してどうするの!』空耳?

一方で、火星・木星・土星と全く結果の出ない毎日(^^; 
ASI715MCと2倍バローレンズを使い天体を導入できて撮影できるレベル(^^;
技術的進歩も感じられない1年でした。

年末に安価な中古パソコン(Let’s Note CF-SV7)買ったので、SSD容量不足から解放され少し観望に集中できるようになりました。
次は、チョコマカ動く惑星対策が課題。当面、全て忘れたASCOMについて、ネットで調べ直して、SharpCapProのフューチャ一トラッキングの設定が目標です。

あとは、諦めずに続けることかな。精進します。

画像ハ、月
電視観望の記録4070(2024/9/17 中秋の名月と土星と飛行機と) - よしべや自然博物館

電視観望の記録4070(2024/9/17 中秋の名月と土星と飛行機と) - よしべや自然博物館

(Mak127+40mmアイピース、スマホコリメート、ND1.2フィルター)今年の中秋の名月は月齢14。満月1日前でした。見た目はほぼ満月ですが・・・月の出前から構えます空が青とピン...

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いろいろ試すことは出来たのですが、今のところSeestarS50によるお手軽観望に落ちついてます。準備いらないので(^^;「月だ!」のあと、5分後には観望終了してます。
続けていると良い事もあり、中秋の月の出をジェット機が通るという瞬間に恵まれ写すことができました。私にとって貴重な1枚となりました。

もう1枚は、紫金山アトラス彗星のための遠征での1枚。月齢28の地球照。


画像ニ、SeestarS50による午前9時半頃の黒点の観察
星見娘で電視観望4148(太陽黒点の動き) - よしべや自然博物館

星見娘で電視観望4148(太陽黒点の動き) - よしべや自然博物館

太陽黒点の動き観測機器ZWO社製SeestarS50太陽フィルター装着観望日2024/08/07~15(午前9時30分前後)GIFアニメ無限ループ黒点の移動は、太陽が自転していることの根拠とさ...

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太陽については、Gooblogの先輩方のおかげで、日食グラスで、肉眼黒点を見ることができました。いつもながら深く感謝しております。
また、上のように、太陽が自転している根拠の1つ。黒点の毎日の移動をGIFアニメ化できたことは嬉しかったです。

画像ホ、彗星
星見娘で電視観望4223(紫金山アトラス彗星 まとめ) - よしべや自然博物館

星見娘で電視観望4223(紫金山アトラス彗星 まとめ) - よしべや自然博物館

紫金山アトラス彗星Tsuchinshan-ATLASC/2023A3まとめ1、PNGアニメーション無限ループ(Seestarで撮影、1枚約5秒表示6枚)観望データ1枚目2024年10月18日午後06時過ぎ(30秒3枚...

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SeestarS50で、色々な彗星を観望できました。中でも紫金山アトラス彗星の観望ができたことは喜びでした。

画像ト、流星(8月14日ペルセウス座流星群)

Starlight Terraceさんのおかげで、流星の画像をGetできました。いつもながら深く感謝しております。二の矢が続かなかったことを深く反省。パソコンも新しくなり2025年はもっと頑張ろう!と思ってるのですが・・・自信はありません(^^;

最後に館長との会話
館長『3日坊主に笑われる2日坊主のあなたが、天体だけは続いてるの不思議。Blogがあるから?』
よしべ~『そうだと思います。見るだけだと続いていなかったと思います。Blogを見てくれる人がいるから、続けないとと思うし、文章化することで、経験がまとめられ、課題や次の目標も見えてくるので・・・』
館長『見てくれてる人に感謝しなさいよ。そして、文章もっと上手になりなさい。』
よしべ~『もちろんです。感謝してます。後半は鋭意努力します。』
館長『せいじかみたいなこと言ってたらダメよ。』
よしべ~『は~い!』

関連ブログ

電視観望の記録2024年(カシオペヤ座まとめ)

2024-12-29 01:00:00 | 星座等まとめ
2024年カシオペヤ座まとめ


(FMAI35→FMA135+ASI585MC、他はSeestarによる)
2年ごしでまとめつくれるだけの観望数を確保できて良かった。また、昨年手も足も出せなかったハート星雲と胎児星雲を観望できて良かった。
いづれも北東向きのメダカベヤから窓枠と電線を避けての観望なので、観望時期を逃すと観望が難しくなる。
後半SVBONYのデュアルバンドフィルターSV220を購入し、ハート星雲・胎児星雲の観望を試みたが時既に遅しで残念な結果に終わった。
なお、SeestarS50がフレーミング機能を搭載しSeestarでもハート星雲・胎児星雲全体が写せるようになった。本年は、胎児星雲だけに終わってしまったが、来年は両方きちんとチャレンジしてみたい。
C18の近くのC17を撮り損ねたことも覚えておきたい。

C17撮れました。詳しくはブログ末の関連Blog23)








星見娘で電視観望4226(ろ座 C67/NGC1097)

2024-12-28 01:00:00 | SeestarC天体
ご訪問の皆様へ

今年もご訪問有り難うございました。m(__)m
年末年始を控え、このブログが年内最後で、冬休みに入らせていただきます。
冬休み中は不定期更新となります。通常の再開は1月10日頃を予定しております。
再開しましたら、またご訪問頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
   よしべ~拝

ろ座 C67/NGC1097
画像イ、11/27、60分のライブスタック
(ディノイズあり)
昨年の星見娘41では
NGC1097は、天の川銀河から約4500万光年離れた棒渦巻銀河でセイファート銀河。C67とカルドウェル・カタログの番号も持つ。これまで3つの超新星が観測されたとのこと。2つの伴銀河NGC1097AとNGC1097Bを持ち、中心からジェットの放出があるなど興味深い天体であるようだ。2つの伴銀河の内NGC1097Bは、特殊な観測方法で見っかったらしく普通は見えないらしい。
そして、NGC1097AはNGC1097のすぐ上に星と見間違うように写っている(^^;

面白い形の銀河。これ綺麗に撮ってみたいと意欲が沸く。昨年は34分のライブスタック。写りの悪さを強力すぎるディノイズで誤魔化しました。今年絶対取り直しするリストの筆頭天体でした。綺麗には写りました(よしべ~基準)が、やはり淡いので次回どうするか考え中。

画像ロ、アノテーション

画像ハ、導入画面

画像ニ、導入画面広域





よしべ~の業務報告41227(朝7時半に月と水星を観望してみた件)

2024-12-28 00:59:00 | 業務報告
2024/12/27
快晴の空の中で月がきれいだったんです(^^;

それで朝月

×2モードで
当地は、360°山に囲まれているので、まだ太陽は顔を出してません。
もしかして、水星ワンチャンあるんじゃないと
太陽系モード水星で導入
空が明るくプレートソルビングが成功しないので、自動導入は終わらないのですが、
少し待って中断させて、ライブ画面を見て捜すと水星写ってました(^^)/
(これまでだと肉眼では5時50分頃山から登り見えて、6時15分ぐらいに明るい空に融けこんで見えなくなってゆきます。Seestarだともう少し長く観測できます。)
7時半の水星凄くないですか。ブログに上げた時見えるかどうか不安ですが
念のため拡大スクショも上げときます。


よし!「中心」→画像パシャ→×2→「中心」→×4→「中心」
あれ?元々中心にあったのに、どっかいっちゃた(^^;
the end
×2でも写しとくんだったか。しかし後の祭り(^^;
意味あることかどうかはわかりませんが、
貴重な経験できたのでよしとしようと思います(^_^)
(なお、この方法は日没後低高度の紫金山アトラス彗星をSeestarで観望するテクニックで、日没直前に太陽を導入、空とSeestarを同期、日没後、彗星導入という星見屋さんがXでツィートしてくれたものを、太陽→月、彗星→水星に置き換えたものです。星見屋さんに感謝。)

しばし呆然でしたが、気を取り直して
山から出る日の出を撮る!と決意、
新たに
日の出だ!
行け!Seestar!
スマホを見ると
「コンパス・キャリブレーション画面」(^^;
さすがに、危険すぎてファインダーで太陽は導入できんですわ。
急いで、キャリブレーション終わらすも時既に遅し。
低高度で写りの悪い太陽
10時前にもう1度、写り良くなった(^^;

黒点多いですね。しかし日食グラスではっきり見える程ではないです。

夜、SeestarS50で
金星、ガリレオ衛星、木星×、SN2024aeee 、M81・M82・NGC3077(50分)、M81(60分)、M82(60分)

ついでに昨日さぼった2024/12/26の分
M45すばる、はじめ素晴らしい写りだったんですが、人工衛星と、電線による光条?にやられました(^^;

諦めきれず、人工衛星通過分と光条分をのぞいて、Seestar本体で再スタック
数日前の分も残っていたのか、時間増えてる(^_^)

写真アプリで回転トリミングして調整。上等になりました。
時間ができたら、Fitsファイルで被りとって画像処理するかもしれません。多分(^^;

オリオン座馬頭星雲
(フレーミング×1.3、-25°)
よい感じだったのですが、最後の方で雲にやられました(^^;

以上です。