渋谷の東急シアターオーブで
ミュージカル「メリー・ポピンズ」を観てきました。
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2018年の日本初演の時、私は観に行けなかったので
再演をずぅ~っと待ってました。
コロナ禍での公演は大変。
中止になる可能性もあるなと思いながらこの日を待っていました。
無事観劇できたこと、製作スタッフ、出演者、劇場スタッフの皆さんに感謝します。
私はディズニー作品の中で「メリー・ポピンズ」が不動の一位です。
ジュリーアンドリュースがメリーを演じた映画「メリー・ポピンズ」を
家族で何度も何度も観ました。
再演を伝えると母も観たいというので、
久しぶりに一緒に行ってきました。
東急シアターオーブは渋谷ヒカリエ11階にあります。
劇場入口、劇場内のホワイエからの眺めがすごい。
新宿方面は下に宮下パーク、
向こうには代々木第一体育館、新宿の都庁が見えています。
渋谷スクランブル交差点方面。
建物だらけ…渋谷ってごちゃごちゃしてる…
私は渋谷に来ることがないので、劇場にたどり着くまでにやや迷子。
それでは劇場内へ…
メリ~
テンションあがるぅ~
ダブルキャストの メリー ポピンズ & バート
メリー ポピンズは何でもできる素晴らしい人。
歌のとおり 何もかもパーフェクト
この日のメリー ポピンズは大好きな濱田めぐみさん。
初演に続き再演も濱田さんがメリーでよかった。
バートはミュージカルで大活躍の小野田龍之介さん。
舞台はイギリスのロンドン。
バンクス家は規律と秩序をよしとする厳格なお父さん、
上流階級に馴染めないお母さん、
いたずら好きで乳母が何人も辞めていく2人の子ども、
家族の糸はほころび気味。
子どもたちが理想の乳母を書いた紙をお父さんが破り暖炉に捨てると
不思議なことが起こり、
破り捨てたはずの紙を持ってメリー ポピンズがやってきます。
濱田めぐみさんは背筋がすっと伸びて、
立ち振る舞いがメリーのイメージにぴったり。
凛とした中にやわらかさと温かみがにじみ出るメリー ポピンズでした。
セリフの声も歌声も素晴らしく、メリーポピンズの不思議な世界に
引き込まれるような感覚になりました。
劇団四季にいらっしゃった頃、「ライオンキング」で濱田さんの歌声を
初めて聴いた時の感動を思い出します。
出演者みなさん素晴らしかったです。
メリーがかばんから長い帽子掛け、観葉植物、鏡などいろんな物を次々に出したり、
階段の手すりに乗りスルスル~っとのぼって行ったり。
ステップ・イン・タイム のシーンでは
バートがステージ横の壁を歩いてのぼっていき、
天井を逆さづりになって歩いていきます…タップを踏みながら。
そして反対側の壁を歩いておりてきます。
不思議な光景。
バンクス家の家族の修復を見届け、メリー ポピンズは空に帰って行きます。
最後、傘を広げ、客席の上を飛んで3階席の方に消えて行きました。
目の前をメリーが飛んでいる…夢みたい。
照明の具合が絶妙で、ワイヤーがあまり目立たないので
本当に飛んでいるみたいに見えました。
映画で観たメリー ポピンズの不思議な世界、魔法を生の空間で視覚化できている
舞台技術に感動しますね。
カーテンコールの時だけ写真撮影可。
ハッシュタグをつけてSNSで感想を書いて思い出をシェア…
ということなので撮ってみましたが
ピントがうまく合わず、気が焦りわちゃわちゃしちゃって
あまりうまく撮れませんでした。
カーテンコールの
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
(Supercalifragilisticexpialidocious)
※困難な状況に陥った時に口にすると解決する魔法の言葉
はアルファベットを表現した振付が圧巻です。
【動画はこちら】
【動画はこちら2022年度公演】
バートが「行くぞぉ~」って言ってるところ…かな。
素晴らしかったのでゴールデンウイーク中、もう一度観に行くことにしました。
メリー ポピンズのお洋服柄のミニタオル & マスキングテープをお買い上げ。
【2回目観劇レポ】
ゴールデンウイーク後半、お客さんいっぱい。
この後、さらにたくさんの人で埋め尽くされていました。
2階席のホワイエは向こうに山並みが見えます。
数十年劇場通いをしていますが、こんな眺めのいい劇場初めてかも。
この日の出演は 濱田メリー&大貫バート。
今回は2階席3列目。
舞台から遠いのかなと思いましたがそうでもなく、
全体が見渡せてとても見やすかったです。
最後、メリーが客席に飛んできた時、目の前まで来て3階席の方に消えて行きました。
自分に向かって飛んでくるようで感動しました。
お客さんを見渡しながら「ありがとうございました」みたいな感じで
飛んでいきました。
メリーがかばんからいろんな物を取り出すシーン、
ティーポット&カップを出した時、カップが宙を浮いていた…
1回目の観劇では気づかなかった…
ストーリーの展開に合わせて、ここに置いてあったものがいつの間にかなくなっていたり、
ちょっと目を離すと見逃してしまうような演出が散りばめられています。
メリーポピンズの不思議な世界満載の舞台。
ダンスシーンも素晴らしく、何度観ても感動でした。
カーテンコール、「写真撮影OK」サインが出て今回も撮ってみました。
ステージの周り、客席の壁に星が出てとてもきれい。
メリーと一緒ならば~ 楽しいゴールデンウイーク
A jolly, jolly holiday with you
って感じの素敵な休日でした。
連休はあっという間。
また仕事がんばろっ
【渋谷ヒカリエ パネル展示】
渋谷ヒカリエ5階でパネル展示やってます。
QRコードを読み取ると各出願者のボイスメッセージが聴けます。
濱田メリー 笹本メリー
大貫バート 小野田バート
【東急プラザ渋谷 パネル展示】
東急プラザ渋谷でもパネル展示やってます。
展示は写真撮影可、ハッシュタグを付けてSNSで…ということなので撮ってみました。
劇中に出てくるメリーの傘、今回の再演の出演者サイン入り台本が展示されていました。
持ち手が鳥さんになっている傘。
映画でジュリーアンドリュースが「おしゃべりね」ってくちばしをキュッとつまむシーンが好き。
メリー ポピンズは言います。
「私は幸運なんていらないわ」
「どんなことだってできるわ、自分が邪魔をしなければ」
星まで手を伸ばすよりも あなたが空へ
飛び込めばそこは星空の中…
どんなことでもできる
何ものにもひるまず走れ
「自分にはできない」と自分で限界を決めてしまってることありますね。
ドキッとさせられるセリフです。
運がいいとか悪いとか言ってないで、自ら動いて夢をつかめ…と。
大切なことがセリフや歌詞にいっぱい詰まっている作品です。
そこに耳を傾けながら観て欲しいなと思いました。
お砂糖ひとさじあれば苦い薬も飲めるように
嫌な仕事も楽しくなって、毎日が楽しくなる
メリー ポピンズは歌って子どもたちにそう教えます。
ミュージカルは私にとって ひとさじのお砂糖。
日々様々なことが起こっても、いつもミュージカルが心を支え、楽しくしてくれました。
愛らしく、気品があって、冷静に物事を見つめ、
さりげなくいい方向に導き、大切なことを気づかせてくれる愛情にあふれた女性。
子どもたちにルールを守らせ、甘やかさない。
やさしさの中に凛とした意思のある素敵な女性。
大好きよメリー・ポピンズ
東の風が吹いてきたら、何かが起こる前触れ。
メリーポピンズがやって来ます。