四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

7周年のご挨拶

2014-04-20 15:19:00 | しっぽエッセイ
「面白い」には、ざっくり大きく分けて2つあります。

fun 」 と 「 interesting

funは、ただ無邪気に楽しいけれど、

interestingは、やや前のめりに見つめる知的関心とともに興味深い感情。

私にとって園芸は interesting なものです。

庭というものはすぐに出来上がるものではありません。

テーマを作り、理想の空間をデザインし、植物を選び、手間をかけ、
そこに時間という魔法が加わって成長し出来上がるものです。

上に向かって伸びていく植物もあれば、
地面をはうように伸びるものもあります。

空高く咲く花もあれば、下に枝垂れて咲く花もあります。

年に2度咲く花もあれば、1度しか咲かない花もあります。

ひとつの茎に1つしか花を付けないものもあれば、
複数の花を付けるものもあります。

それぞれの性質を知り、組み合わせを考え、配置を考え、
成長した時のベストな風景、完成図を頭に描きながら造り上げていきます。

当初の予想とズレてしまったら、切ったり、植え替えて調整します。

そのズレが意外とよく、想像していたものより良いものになることもあります。

色も、形も、性質も異なる植物を使い、心和む空間を作り上げるには
その状況に応じた試行錯誤が必要です。

スカスカだった空間にはやがて葉が茂り、たくさんの花が踊り、
言葉にならない喜びが訪れます。

成長の速度が違う者達が時間差で咲き続け、
計算され描かれた庭は、より長く楽しみを与え続けてくれます。


ブログは庭のようなもの、そこに描く記事は種のようなもの。

毎回、毎回、ひとつずつ種を置いていきます。

その種に時間という魔法をかけていきます。

その魔法が、発芽を促し、futaba



いつか、たくさんの花を咲かせることを願っています。

皆さまには、小さな種に水をあげるお手伝いをいただければと思います。

水のやり過ぎは様々なバランスを崩し、根を腐らせます。

疲れた時、まったりしたい時、

ジョウロにほんの少しの水を入れて、ase

私の庭に遊びにいらしてください。

小さな小さなこの空間で interesting な何かが見つかるかもしれません。

時間という魔法が、ここに和みの空間を造り上げてくれますように。

そんな庭となれる日を夢見て…kirakira

これからも Small Garden「四谷のしっぽ」をよろしくお願いいたします。

コメント (2)
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桜とともに 2014

2014-04-13 17:14:00 | 四谷

東京の桜は終わりを告げ、
騒がしかった街は落ち着きを取り戻しました。sakura

年に一度、限られた時、
一番美しい姿を見逃してはいけない…

桜を観上げることなく宴会に没頭する人たち、
敷き詰められるブルーシートに

まったく、もぉ…

と思いながらも、
その上で咲き誇るその姿をどうしても目に焼き付けたくなるのです。

あそこの桜を観よう、あそこの桜も…

焦る気持ちと期待に満ちあふれ、せわしないこの季節。

その時が終わったことに、少しホッとしている自分がいます。

この時期の空気は独特。
春の暖かさの中に、まだ冬の冷たい空気が潜んでいて
冷た暖かい空気の中に花の匂いが混じります。

甘く爽やかな匂いではなく、植物の表皮が放つような土っぽい匂い。
2つの季節の狭間で押し合っている不思議な匂い。

そんな匂いを感じたくて、時折マスクをはずし、
思いっきり吸い込んでみます。

よからぬものが鼻炎の鼻をくすぐるけれど、
どっちつかずなその匂いは体中を駆けめぐり、

蕾の開花とともに何か新しいことが始まる期待感と
新たな何かに臨む面倒くさい感覚を呼び起こします。


                 ~東京・四谷の土手より西の空を望む~

仕事帰り、四谷の土手に立ち寄ると、
桜越し、西の空にきれいな夕焼けが見えました。

遠くに見える茜色の空は一日の終わりを告げ、
激しく放つオレンジ色は、最後の力を振り絞って輝いているように見えました。

哀愁漂うその姿と、まだ少し肌寒くせつない夕方の空気の匂いが
花の終わりの時が近いことを知らせているようでした。

私の生活も落ち着きを取り戻し、
またいつもと変わらぬ時が流れています。

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井の頭恩賜公園 & オリジナルパンケーキハウス & ミートショップさとう (吉祥寺)

2014-04-05 03:11:00 | 吉祥寺/杉並区/八王子/立川/国分寺

井の頭恩賜公園に桜を観に行ってきました。



JR吉祥寺駅下車。
南口(公園口)改札から公園まで徒歩5分。

駅から続く道には雑貨屋、カフェなどが並びます。

たくさんの人、人、人。

そうだった、平日とはいえ、世間は春休みでしたね。



池に架かる橋も大渋滞。


                             平成26年4月1日撮影

橋の上からは公園をぐるっと一望。

つい最近、水の入れ替えが行われたばかりの池。
中から自転車やらショッピングカートやら、何やらいろんな物が出てきたとか。nose4

どんないきさつquestion2


ではでは、池の周りをぐるっと一周しましょう。



水面に映る桜。

枝が水の中に浸かっちゃってます。



お茶の水

水が湧いています。

江戸時代、徳川家康が上水道の整備を行いました。
その際の水源として選ばれたのが井の頭池。
家康が井の頭池の湧水でお茶をたてたことから
この水は、お茶の水と呼ばれています。

ここから湧き出る水が池へ溜まり、神田川へと流れます。
つまり、ここが神田川の起点。



緑越しの桜も、ちょっといいじゃない。



敷地内には動物園、ジブリ美術館などがあります。


            ぬんっexclamation2

ここ掘れワンワン。

花咲じいさんを見守るポチ。

枯れ木に花を咲かせましょう。 バサッ



弁財天


おみくじは 末吉。nose7 ん~ビミョ~だ



銭を洗え~、お金よ増えろぉ~nose7



桜が集中しているエリアは見事。

水辺に桜はよく合います。

ただ、この辺りはお花見ピクニックをする人たちがいっぱいで
静かに観賞するという感じではありませんね。



枝が池にせり出し、水に浸かっている木がたくさん。

ボートの上からも間近で見られて、楽しいでしょうね。



桜の枝は空高く…



薄桃色は青空によく映えます。


帰る前に、マルイ1階にある

オリジナルパンケーキハウス へ。
 down
http://www.pancake-house.jp/

沿線に住む職場の同僚がおしえてくれたパンケーキのお店。

アメリカ・オレゴン州発祥、日本初上陸の1号店です。

現在のところ、日本では吉祥寺店のみ。

20人くらい並んでいましたが、15分で入店できました。



ダッチベイビー(¥1,340)

オーブンでじっくり焼き上げたジャーマン生地のパンケーキ。
(ホイップバター、レモン、粉砂糖付)

運ばれてくるとお店の人がホイップバターをぬってくれます。
その後、自分でレモンをしぼると、お店の人が粉砂糖をかけてくれます。

爽やかなレモンと粉砂糖が合う、合う。
あまりに合うもんだから、全部しぼってしまいました。

ダッチベイビーとは、ダッチオーブンで焼き上げるドイツ風パンケーキ。
ふわっとやわらかく、もっちりしていて、厚めのクレープみたい。
卵生地が特徴というだけあって、周りは卵焼きのような食感です。


さて、吉祥寺と言えば、他にも行列のできる店があります。

吉祥寺駅北口、駅前にある商店街・吉祥寺サンロード。
サンロード入口手前を左に入ったダイヤ街にあるのが、



ミートショップさとう (写真右側)

メンチカツに行列ができるお肉屋さん。
 down
http://www.shop-satou.com/shop01.html

ちなみに写真左側にできている行列は、羊羹と最中の店 小ざさ
 down
https://www.ozasa.co.jp/

ここの羊羹は早朝に並ばないと買えないとテレビでも度々紹介されていますね。
最中は普通に買えます。

行列店が2軒並んでいます。
ある意味パワースポット…ですね。



メンチカツにこの行列っeqhi

※並ぶのはメンチカツのみ。
 それ以外のコロッケなどはすぐに買えます。

この日は、買うまでに50分並びました。
(ここまで並んだらもう引き返せないぞ!!と並び続ける…)

職場の同僚が言うには、普段は20分くらいだそうです。
この日は私のようにお花見に来た人たちがいっぱい並んでいた様子。



並んでいるとお店の人がメンチカツの引き換え券を配ります。

1個200円、5個以上買うと1個160円。

平日は1人20個まで、土日・祝日は1人10個まで。

せっかく並んだし、まとめて買うと安くもなるので、
みな大量に買っていきます。


    激うまコロッケ(¥140)               メンチカツ

さすが、お肉屋さんのメンチカツ。
牛肉の味がしっかり、肉汁じゅわっと、しっとり湿った感じの中身です。
たまねぎが大きめにきざんであるので、食感がしっかり楽しめます。

コロッケは完全につぶされているのではなく、
じゃがいものかたまりが残っていて
余計な味付けはされていなくて美味しかったです。

吉祥寺も探検し甲斐がありそうな街です。

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