ご訪問感謝申し上げます。
今日は私個人で主催するカットソー教室があり、朝から出かけます。
熊谷市文化創造館(さくらめいと)Am,Pm
私がカットソーの研究を始めたきっかけをお話ししたいとます。
(あまり個人的な話をするのは好きではありませんが・・)
私は数年前まで、洋裁の仕立てを生業としていました。
おかげさまで、たくさんの素晴らしい出会いがあり、
一般的な洋服(スーツ、ジャケット、コート、ワンピース・・他)から
プロの方々の舞台衣装まで、デザイン&仕立てをさせていただいてきました。
(フラメンコ衣装、オペラ歌手、ピアニスト、ウエディングドレス、等‥)
その傍ら、昔から人に教えるのが好きだった私は、
カルチャーセンターや手芸店で、洋裁や手芸なども教えていました。
あまり人付き合いが得意でなかった私は、人に教えることで
喜んでもらえるのが、嬉しかったからにほかなりません。
「かんたん洋裁」というタイトルで教えていましたが
この「かんたん」というのは、簡単な洋裁しか教えないという意味ではなく、
難しい洋裁も、できるだけ優しく教える、という意味でつけていました。
しかし、どんなにやさしく教えたつもりでも、
製図や縫製など洋裁は難しく、時間もかかります。
初め熱心だった生徒さんも、長続きしないのが悩みでした。
(中には難しいほうがやる気になる生徒さんもいますが・・)
そんな折、少しだけカットソーを取り入れてみたところ、
一部の生徒さんの、目の色が変わるのを感じました。
洋裁では自信喪失し、落ち込んでいた生徒さんが
まるで別人のように生き生きとして、楽しそうです。
それならと、独自にカットソーの研究を創めてみたのですが、
初めは思うようにいきませんでした。
カットソーは、ニットをロックミシンで縫い合わせる既製服の技術です。
洋裁感覚で型紙を作っても、思った形にはなってくれません。
それでもいろいろと試行錯誤しているうちに、
いつの間にかすっかり、その魅力にはまってしまっていました。
洋裁とは別に、カットソーだけを教えたい!
私の中で次第にそんな気持ちが強くなっていきました・・
すみません、長くなってしまいました。
この続きはまた次回に・・
・・・ 生徒作品のご紹介です。・・・
これはSさんのカットソー作品です。
基本の、胸にねじりのあるチュニックです。
着こなしも素敵ですね。
Ctrlを押しながらクリックして頂くと画面が変わりません。