陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

祖母と卵焼き

2018-12-03 13:13:13 | 日記

数年前から胃ろうで過ごしてきた滝川に住む祖母が昨日の3時に亡くなったと連絡があった。母親の母親である。数えで100歳・・・・・・大往生である。

母親にその話をすると・・・やはり・・・表情が曇った・・・・親父がボソっと・・・「次はオレだ・・・」とつぶやいていた。

母親だけをつれて滝川へ・・・・・片道4時間の道のり・・・・独り言のように・・・過去の話をつぶやいている・・・

身内は・・・娘3名のみ・・・・合計年齢が226歳。

親父のこともあるため、僕は祖母に手を合わせ昔の話をし御礼とお願いをして帰って来た。

帰り際、母親の声で「かあさん~目をあけな・・・起きて~」と聴こえてくる・・・・僕の前で我慢してたようだ。

 

帰り道・・・・・車の中で祖母との思い出を思い浮かべていた。

一言だけ・・・・大きな声で自慢したいことがある・・・・・・。

祖母の作る「卵焼き」・・・・本当に美味しい・・・何かがあるのかわからないけれども・・・本当に美味しい。いままで沢山の卵焼きをたべた。。。時にプロが作る卵焼き・・・・・本当に有名な和食店の卵焼きを食べてきたが・・・・・祖母の味を超える卵焼きにはめぐり合えていない。

この先もめぐり合うことはないだろう・・・・身内とかのひいき目ではなく・・・・本当になまらおいしいんですよ(笑)

今日は告別式で・・・今頃・・・空に・・・・漂って・・・・・祖父がいる場所へと・・・・・。

「あきちゃんありがとう」・・・・これが僕が聞いた最後の祖母の言葉・・・・・・こちらこそありがとう。

あなたの孫でしあわせでした。 合掌