陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

議論よりまず行動

2020-03-07 12:34:50 | 日記

朝、1人の男性入居者がボクのところにこられた。

「コーヒー一杯いただけますか」と・・・・。喫茶コーナーに誘導しコーヒーを提供。その後来た理由がわかりまして「天気もいいから帰ろうかなと・・・・」

実は前日の夕方に女性入居者が話しがあるとボクを訪ねてきました。話は「ガス屋さんの工事が入るのと、あの人が凍えてしまうから」という理由で「家に帰りたい」

その数日前には「いつになったら帰すの!!!常識ない!!」と怒鳴られる女性入所者と廊下のイスで「昔話からの宗教の話へつなぎ、一番憎しみを持っている存在の人を2人で愚痴りあったのちに、ここにいる意味を自分がらはなし始めるようなリアクションから・・・・「ここに居させてね」と自分から話す感情に繋ぐ。

ある入所者は「そろそろ熊本に帰ろうかなと考えている」と相談されたり、「なくなったご主人を探されたり」・・・・・「瞬間瞬間が見覚えの無い景色に不安の中で何かを探したり」・・・・・。

 

けれど最期は、納得された様子が見られたら笑顔で終わらせ「また話しよう」と「約束」をする。

時間はまちまちですが、「数秒から数時間」関わるときがあります。

考えて「どうしたらまずいいか・・・どう関わるか?」と話し合う前に「不安」「迷い」等のつらさがある方が目の前にいて、「助けて」と僕の心の扉をノックしてきたのなら「まずその扉を開ける。受入れる言動にマニュアルやルールや許可は必要ないと・・・。

これがボクの基本支援です。

 



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