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CD21)
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」
~スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボロディン弦楽四重奏団員,
ゲオルク・ヘルトナーゲル(コントラバス)
録音:1980年]
リヒテル65歳
私は交通事故で四肢麻痺になってしまい生きていても何もできない体でまさに生産性のない生き物です。
何にもできないなら無駄に税金を使って生かされてる状態ということを止めるべき?
この活き活きとした「ます」に出会ってはいけない?
これだけ不自由だと五感も鈍ってきそうなのだが偉大な演奏家が残してくれた偉大な演奏に出会うとしっかり感動させてくれます。
そうやって良い演奏に出会える幸せを感じることができる間は
もう少し不自由を我慢して生きるのもありかもしれない。
障害者である自分と健常者である他人との付き合いって難しいものだ
身内である息子ですら私が健常な時とは全く違う付き合い方に?
もともと親子であろうが親子である事実を抜けば個人の自由?
彼がどう生きようが彼次第!
ただ残念なのは見せてあげたい背中が私にはもう無いということ!
私が事故って彼にも色々影響したことだろうし実際普通の生活はできてない
そんな彼に望むのは世の中に1人になっても生きていける能力を身につけてほしい!
いまのように便利な世の中になるとそんな能力なくとも行けていけそうだが
腕白で逞しい人になってくれたらどれだけ幸せか。
まだまだ時間はある
人生楽しまなくては!
柿島 秀吉