「サンクト・ペテルスブルグ”エルミタージュ美術館“と北欧4カ国ぐるり周遊の旅」(20010705-0717)
7月8日、地下みたいな部屋だったけど、涼しく、暗くて快眠。早く目覚めて市内を一人歩き。日曜なので人は殆どいない。歩道にはあちこちに割れた酒ビンやゴミが散乱している以外は静かで綺麗な街並み。
午前はヘルシンキ市内観光で岩山をくり貫いた、シェルター兼用のテンペリアウキオ教会、マーケット広場、シベリウス公園、大聖堂を観光。どちらかと言えば地方都市という印象。
午後は北西のナーンタリへ向けひた走り。森と湖を堪能。途中立ち寄った「アウランコ自然公園」の展望台へは200段の階段登りに恐れをなしたのか半数だけが挑戦された。
その後は「ハメーンリンナ市内」観光。と言っても人口2000人くらいの何も無い街。ハメ城や教会、国民英雄的作曲家(フィンランディア)シベリウスが数年住んだと言う住宅を見ただけ。面白かったのは現地の案内人が日本で14才まで過ごしたと言う天然ボケの若者でこの説明が結構面白かった事。
フインランドは他の北欧3カ国と違い共和国。言語もハンガリーなんかと同じマジャール語系でアジアの血が混じっているとか。
宿泊地のナーンタリ・スパは日本の温泉センターをチョット豪華にしたような所。夏休みで、日曜とあってココも家族連れで溢れていた。疲れ切ったような父親の姿が日本と同じ風景で面白かった。
7月9日、早朝3時には日が差し込み暑くって寝ていられない。勿論冷房は無い。仕方なく湖を歩いて半周、外は心地よい涼風が吹く。散歩や泳ぐ姿もある。何しろ白夜の季節。人々は活動的だ。
その後午前中は自由行動でサウナはキライなのでローマ風呂風のプールで小1時間泳いだ。サウナはフインランド式で全裸とトルコ式は前隠しをつけるとかで殆どの方は探訪されなかった様子。トルコ式は混浴の言葉につられた1名の方、中は無人だったとか。
午後はナーンタリの小さな町を現地に住み着いている工芸作家?の方の案内で回るがあんまり説明が詳細で疲れてしまった。その後長い橋を渡って小さな島にあるムーミンワールド観光。こんなチャチな遊園地見た事ないという規模のもの。それでも家族連れで超満員。値段も¥1000以上で結構お高い。ちなみに「ムーミン」の作家、トーベ・ヤンソンさんは先日他界されました。フインランドの人口の四分の一はムーミン顔だとか…
後バルト海に面したトウルク市内のトウルク城や大聖堂を観光。かつては首都だった事もあるとかで結構都会的だった。夕刻今回の目玉の一つ「バルト海クルーズ」へ。12階建ての豪華客船シリアラインの10F、海側部屋で波静かなバルト海クルーズ。
夕食は本場のバイキング料理「スモーガスボード」で鮭料理数種、ニシン、タラ、イワシの甘酢漬け、肉料理、サラダ、デザートと盛り沢山に頂く。夕日が印象的だった。下の階は若者で賑わいディスコダンスなどもあったみたいだ。
ロシアから到着したヘルシンキ駅構内活気があり何だかホッとする
ホテルの裏の静かな公園
一方でヘルシンキの早朝風景は?
ヘルシンキ 岩山の教会
教会の内部(シェルターにもなるとか)
朝市
ヘルシンキ 現代美術館
シベリウス像
シベリウス公園
展望塔から見たフィンランドの森と湖
ナーンタリーホテル
ホテルから見える夕景
いつまでも明るい白夜
ムーミンワールドA
ムーミンワールド
典型的なフィンランドの農村風景
ハメ城
石造りの建物も多い トウルク城
トウルク大聖堂
シリアラインでバルト海クルーズ
船室内
バルト海の落日
ストックホルムに到着