イヤ月日の経つのはなんと早いこと!前回書いたスイス編が去年の11月11日でした。こんなに間が開いたら⑤のローマ編との繋がりがお判り難いかも判りませんが、どうかお許しのほどを。
初ヨーロッパ旅行記(19780708-21)④ローマ編
5 ローマ(0715-17)
ローマは「永遠の都」とよく言われます。確かに比較的新しい都市風景に覆われたパリやロンドンに比べると街じゅうに時代を超えて遺跡が立ち並び、現代の市民生活の延長線上に過去の歴史があるのがよく判ります。ローマも観光だけで気が楽な視察旅行。
記憶が定かでないが何かの理由で戒厳令に近い状態だったローマだったが、表面上は穏やかで夜間なんか警備する兵士や警察官が多くてむしろ安心なくらい。淡いオレンジ色の街灯に浮かぶ石造りの街は東洋のお上りさんには何だか夢の中にいるような雰囲気でした。
泊まったホテル「Grand Hotel Plaza」の外見は普通だが中は大昔の貴族の館を何度も改築したみたいで入った正面ロビーにはシャンデリアが輝き、どでかい白い大階段が二階へと続いていました。ジジの部屋は昔お付きの侍女でも寝泊まりしていた風情の部屋でした。それでも轟音を発するエアコンがついていました。
ナント真横は壁面にむき出しのエレベータが上下しているのが見えるまるで倉庫みたいな長細い部屋で中央にイヤに高い寝台が一つと上から裸電球が釣り下がっていました。部屋はお粗末だが洗面所やトイレや風呂場は主人が使っていたものなのか古びているがやけに豪華でした。
後よく覚えているのは本格的なお茶漬けが食べられて生き返ったような気がしたこと。自由行動時に「トレヴィの泉」がなかなか見つからず難儀した事くらいかな。後は団体さんだったからどこをどう行ったのか忘れました。朝早く静かなテベレ川のほとりを歩いたことが何故か鮮明に記憶してます。
よくストをするので有名なローマ・レオナルド・ダヴィンチ・空港
名前は立派な Grand Hotel Plaza
街角でお喋りする女性もどこかロンドンやパリとは違う
映画 ローマの休日で有名な スペイン広場
コロンナ広場
全ての道はローマに通じるで有名なアッピア街道沿いにあるサン・ドミティラ・カタコンベ(地下墓洞)
迷路のような地下の墓室 うっかりすると迷いそう
ムラノグラスのお店
チルコマッシモ クオバディスが戦った闘技場跡
映画 愛の泉で知られたトレヴィの泉 A
B 後ろを向いてコインを入れると再訪できるとか。ジジはしなかったけど2回目も行けた
C ベルニーニの原案だと言われている
バチカン市国 サン・ピエトロ広場
サン・ピエトロ大寺院
サン・ピエトロ大寺院内部
神々しい光が差し込む大ドーム
広場とサンピエトロ寺院
カラフルな制服姿の衛兵さん
涼しい回廊で休憩する人も見かけた
パンテオン広場
ベネチア広場のエマニュエル2世記念堂
フォロロマーノ・コンスタンティヌス帝の凱旋門
コロッセウムの遺跡
ジェラートを食べそこなったのが心残り
闘技場A
B
ティベレ川A
B
カンツオーネを聞かせるレストランにて
ピンチョの丘から見たポポロ広場と遠くにバチカンが見える
狭い中央のコンドッチ通りには有名ブティックが並ぶ
下町には街頭に果物屋さん
かつてはゲーテ・ワグナー・リスト・ショパンイヴセン・等が集ったと言われる
200年も続いているコンドッチ通りの「カフェ・グレコ」。入りませんでしたが…
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