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インド亜大陸旅行記(中部、北部、南部)北部詳細編③

2017-08-26 11:05:17 | 海外旅行

1月16日、何だかカンチェンジュンガがこの目で見られるかと思うと興奮してよく眠れないまま4時過ぎに目覚めて窓外を見ると遠望は効くが星空は望めない。それでも一縷の期待を込めて5時過ぎには戸外で待機。まだ薄暗くどんよりとした黒雲が立ち込めている。ご一行は固ずをのんで北の方向を凝視。

すると何と一か所だけ雲が切れて始めて薄明の雪山がぼんやりと見えて来たではありませんか。喜んでツイ大声をあげたので同宿のオランダ人からクレームが出た。これぞ奇跡!今度は黒雲が上下に切れて朝焼けに輝く、カンチェンジュンガの山群が見え始めました。声を押し殺してどれが主峰だろうかとささやき合ってる内に、誰が見てもバッチリの主峰や山群全体が次第にハッキリと見え始めてもう感謝感激雨あられ状態! でもナント2-3名は寝ておられたとか。

厚く覆っていた黒雲が奇跡的に切れ始め待望のカンチェンジュンガが現れ始めた、ヤッホー!

次第に朝日が輝き山容をクッキリと見せた

赤く燃え上がる雄姿

段々雲が下がって 

朝食後訪れた珍しい「立体曼陀羅」を有するペマヤンツエ寺院へ着いた頃は更にハッキリと山山が姿を見せ、これが主な目的だった僕的にはこれでもう旅の目的は半分終わった様な気分でした。寺を去る頃山々は再び雲の中に埋もれて二度と姿を現さなかったから見られたのは超ラッキーだったかも。 

ペマヤンツエ寺院から見たカンチェンジュンガ山群A

クッキリと現れた主峰 これぞ世界第3位の高峰カンチェンジュンガ! よくぞ見られた。

デカイ山容に圧倒される

この日も峰から川辺へ上り下りの繰り返しが続く悪路だったが、前2日よりは道幅もやや広く、かってシッキム王国の交易の街として栄えたと言われるカリンポンへ移動。ホテル到着も午後2時頃と早目でやっと一息ついたと言う所。このホテルは1930年代に建てられたヘリテージホテル。 

カリンボン シルバーオークスホテル

ホテルの内部は近代的

キリスト教と仏教が融合したと言う寺院

まずヒマラヤが見渡せると言う「ドゥルピン寺院」へ。ヒマラヤは見えなかったけれど、丁度夕方の読経の時間を見学出来た。何とまあ結構性能のよさそうなマイクを使って5.1ちゃんねるまがいの音響システムがドラの響きや声のいい主役のボンさんの読経の声を堂内に有り難ーく響き渡らせる。大勢の子供の修行僧が一応真面目くさって祈る姿が微笑ましかった。ここは写真撮影がOKだった。 

ドゥルピン寺院

ドゥルピン寺院内部

小ボンさんンも熱心にお祈り

ドゥルピン寺院の内庭

何だか有難いような。結局カリンボンで山は見えず

 

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