なぜ走っているのか??
よく聞かれます。
走っているときの爽快感、走った後の達成感がたまらなくイイのですが、一番の理由は、
『心身の健康を保ち、家族や社員、自分を応援してくれる人たちに尽くすため』です。
周囲の人たちを助けるためには、まず自分自身が健康でないとダメですね。自分が不健康だと助けるどころか、逆に迷惑をかけてしまいます。
ランニングは体の健康に良いのはわかりますが、なぜ心の健康にも良いのでしょうか?
僕は「ランニング」イコール「座禅」と思っています。動と静、真反対だと思うでしょう。
実は脳内は全く同じ状態にあります。
どういう状態か?
それは「空」あるいは「無」の状態です。
この状態を毎日少しの時間でも持つことは精神衛生上、計り知れない効果があります。
僕は俗物なので、座禅をしても、次から次へと雑念が入ります。
脳は体で一番のエネルギー喰いです。ところがランニング中、エネルギーは脚を中心に大量消費され、脳にまで行き渡りません。脳内の思考回路はストップし、結果的に「無」の境地に至るのです。
このような時間を日々の生活に組み入れると、精神的に安定し、物事がクリアに見える気がします。