浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

中心市街地活性化のメルクマール

2013-02-07 11:02:37 | 国際・政治
 昨日、岐阜市の都市活性化特別委員会が開催されました。

 多くの政策説明やそれぞれの委員の質疑や議論が行われる中、どうしても中心市街地の活性化という点に気になってしまいます。

 種火だけでなかなか全体に火が回っていかないもどかしさとともに、やはりどうしても大きな起爆剤が必要になってくるのではないかと思います。日常性の活気が必要であり、イベントや行事はその日常性があってこそ効果があるのであって、単にイベントだけでは活性化につながらないのはもはや明らかです。

 人を引き付ける街とは魅力あるまちです。ではその魅力をどこに求めるかということであり、それこそが行政の役割になりますが、何をテーマとして力を集中させていくかということになります。

 先進的な事例を見てみますと、商業というものに偏りがちですが、やはり文化芸術やスポーツです。年代を問わず、趣味の領域からプロフェッショナルな領域まで、私たちを豊かにするのは文化芸術の世界です。そうした核のもとに波及効果として商業的、居住的空間が生まれてくることが理想です。

 民間の力を借りながら、場の提供とともに運営までの道筋をつけることが行政の役割であり、活性化の道筋になるのではないかと思っています。

以上



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