カルガモが卵を抱き始めている。
新居から姿を消していたので、一旦、今年のヒナの誕生を諦めかけた「カルガモ・ウォッチャー」たちも喜びの表情を見せている。
昨年と同じように、花しょうぶに囲まれた中で、じっとうずくまる様子が見られる。
卵はいくつ生まれたのか分からないが、無事に孵化することを祈っている。
しばらく観ていると、突然、パートナーが池に飛び降りてきた。
(きちんと識別は出来ないが、パートナーであろう)
但し、メスが卵を抱く巣には近寄らず、一定の距離をおいている。
抱卵前はあれほど仲良く寄り添うように泳いでいたのに、不思議である。
かといって、常にここで巣を見守っているかと思うとそうではなく、しばらくするとまたどこかに行ってしまう。
4月とも思えぬ暖かさである。
オカに上った亀さんも興味があるのか、首を長~くして卵を抱くカルガモの方向を見ていた。