幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「ふかひれ」が食べたくなって・・・

2024-05-14 | グルメ

先日、なにかのテレビを観ていたら「離宮」(所沢・埼玉県)さんが出ていた。

そこでは、「ふかひれ」の入ったそばが紹介されていて、おいしそうだったので訪ねてみたのだった。

 

まずはビール。

飲みながら食べるのに、あまりお腹が膨らまないもの二品。

一つ目は「前菜三種」で、うす味が付いたチャーシュー、淡白な味わいの蒸し鶏、そしてコリコリとしたクラゲは良い組み合わせである。

私は、肉にブタ臭さ、鶏臭さが残る料理は苦手なのだが、それが無くあっさりとした味はとても良かった。

 

二つ目の「点心5種盛り」は、セイロで蒸しあげられた熱々の状態で出て来る。

中の具が透き通って見えるような餃子は上品な味であり、イカやカニの入った白身魚の錦糸卵包みなどは珍しい一品であった。

 

ビールを飲みながらでもいけそうな「五目焼きそば」には、硬いのと柔らかいのがあるといわれ柔らかい方にした。

麺にはところどころ焦げ目が混じり、たっぷりととろみのついた具が掛かっていて食べ飽きしない。

思わず「これは一人前ですか?」と聞いてしまったほどのボリュームの麺と格闘する。

(スタッフに訊ねると、ランチではこの大盛りをペロリと平らげる人がいるそうだ)

 

焼きそばを食べてしまったので、その日の狙い目「ふかひれ入りのそば」まではいけなかった。

その代わり、「カニ入りのふかひれスープ」を加え、自らの胃袋をなだめることにした。

口に運ぶと、カニとふかひれが入った贅沢な味とコクが拡がっていく。

 

ホテルの一階にあるがカジュアルな雰囲気のお店である。

チャイナドレスでサービスしてくれるスタッフは、丁寧に対応してくれいい感じである。

私にとって、いつもの街中の中華屋さんと比べると、ちょっと背伸びした内容だった。

支払いは普段と比べ「+α」とはなったが、味・ボリュームともに、コスト/パフォーマンスの良さを感じた食事であった。



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