幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

お引越ししていったカルガモ一家

2023-06-15 | 野鳥

今朝、早朝6時ごろ、公園の池のカルガモ一家が引越しをしたと聞いた。

8時過ぎにノコノコ出掛けた私は、その現場には立ち会うことができず、とてもくやしい。

この三日間の動きを追ってみよう。

 

一昨日

抱いていた卵のうち、いくつかが孵ったようだった。

見えるのは、時々母親の羽の下から顔をのぞかせる一羽だけだった。

その日孵ったのは一羽だけだったのだろうか?

 

昨日

親の後を追って、泳いだり、エサをついばむ4羽の子が確認できた。

この可愛らしい姿をみるために、今日か、明日かと何人もの人たちが通ってきていたのだ。

 

そして今日・・・

池に行ったときには、既に、カルガモ親子の姿はなかった。

巣を覗いてみると、まだ卵がいくつか残っている。

これは諦めて4羽のヒナだけを連れて、十分なエサを確保できる場所に移動してしまったようである。

 

カップル成立から、巣作り、抱卵、孵化と、カルガモを追いかけてきたが、それも今日までとなった。

小さな池を囲む人たちには、寂しさが漂う。

旅立った4羽のヒナ全部が、なんとか無事に成鳥になってほしいものだ。

そして、秋には、パートナーを連れてこの故郷の池に戻ってきてくれることを願っている。

 



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