昨日の「昼めし」である。
早とちりしたが包装紙の表示には「佐世保バーガー」ではなく、「佐世保風バーガー」と「風」がついていた。
佐世保まで食べに行ったわけではなく、スーパーのパンコーナーで見つけたものである。
レタス、ベーコン、パテ、卵サラダなどがたっぷりと挟んであり、バンズの大きさ厚さは昼めしとしては十分なサイズである。
変わって、こちらは佐世保市のご当地グルメ、本物の「佐世保バーガー」。
何年も前になるが、長崎旅行の時どうしても食べたくなり、佐世保に足を延ばしたときのものである。
お店の人に「佐世保バーガーとは?」と、その特徴を訊いてみた。
「地元の材料を使った」、「手作り」であることを挙げられ、当時は、形や味などには特別の決まりは無いようだった。
「こうでなければダメ」といったバッチリと縛りがあるのかと思っていたので、意外に感じたのを覚えている。
佐世保風のハンバーガーを食べながら、旅行の時のことを思い出している。
「うまいもの」が、旅行先の記憶の接着剤になっているのである。