幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「つりがねにんじん」の楚々とした美しさ

2021-08-18 | 

庭にある一株の「つりがねにんじん」の花が咲きだした。

このかわいらしい姿が気に入って、近くの土手から移植したものである。

手元の花の図鑑を引くと、「夏の花」に入っていて、毎年、お盆が過ぎると咲きだす。

 

一方、こちらは、この間、池の平湿原(長野県東御市)で見つけたつりがねにんじんである。

標高2000mにある池の平は、我が家とは1500mほどの高度差がある。

そのため季節の進行も早く、秋ももうすぐという気配を感じた。

秋の花たちにバトンを渡すのももうすぐのようだ。

 

うす紫の釣り鐘の形をした花からは、涼やかに鐘の音が聞こえてくるようである。

庭先であれ、高原であれ、この花を見ると癒される。

 

 

 



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