人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

ヘルプマークを付けてみて

2014年08月24日 17時20分50秒 | 医療・介護
ヘルプマーク


ヘルプマークを付けて5週間が過ぎました。この間、このヘルプマークを目にして、何だろうと思っているような人は一人でしたね。まだ、まだ、このヘルプマークの認知度は低いですが、私はこのヘルプマークを着けることで『優先席を譲ってください』と言う時にも、私はヘルプが必要な人間で交通機関で安全に移動するためには、優先席が必要であり、優先席に座っている健常者の方に対して遠慮すること無く、『優先席を譲ってください』と言えるようになりましたね。
以前は『優先席を譲ってください』と言うと”甘えているんじゃないの”と言う目で私を見る人がいたりして、また、京王線では、”優先席・思いやりゾーン”と書かれており、”思いやり”で座らせてもらっているのだから”大きな態度で座るな!”みたいな目で私を見る人がいました。思いやり(譲る人の自由意志によって)を気にすることなく優先席に座れることで私の精神的負担が軽くなりました。
京王線には、”優先席・思いやりゾーン”の掲示から”思いやりゾーン”を削除することを要望します。JR、東急、地下鉄その他鉄道には”思いやりゾーン”などと言う表記はありません。障害のある人には健常者の方は人間として当然のことをしなければならない責任・義務があるのです。これから日本は超高齢化社会となるのです。当然、お年寄りや障害を持つ人が増えて行くのです。超高齢化社会を、迎えるにあたって私達はお年寄りや障害を持つ人を受け入れて行く社会を作って行かなければならないのです。

■優先席に座って音楽を聴いて知らないふりをする人、読書にふける人へ
まるで自分には関係ないことと思っていますが、これから来る超高齢化社会はあなたに関係してくることなのですよ。

今朝の空


朝からストレッチ+呼吸法+イメージトレーニングでの”ヨガ”をして、午前中にお風呂+洗面所+トイレ掃除を済ませて午後からのんびりと体を休めています。今日はいつもの休日モードです。

お昼過ぎの空


夕方近の空: 曇ってきました。これからの天気が心配です。

今週の天気予報は雨の日が多い予報です。西日本のような集中豪雨にならないことを祈ります。
明日から、また、頑張りましょう。

記録

 天気: 曇り後、晴れ。
最高気温(℃)[前日差] 31℃[+1]
 最低気温(℃)[前日差] 25℃[-1] 体調:体が硬い
 血圧: 106/55/66
 訓練:”ヨガ”

星と太陽と青空に願いを』


集中豪雨が発生しませんように。
西日本の復旧活動が進みますように。
妻の負傷が治りますように。
明日も晴れますように。
家族が健康で安全で平和な日でありますように。
私の体の障害が治りますように。
地震が起きませんように。
悪いことが起きませんように。
明日は今日より良いことがありますように。

訪問者の皆さんが健康で安全で平和な日でありますように。

今晩も『太陽と青空と星に願いを』でおやすみなさい。

今週も頑張ってゆきます。 

挑戦者とカメラマン(妻)




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ヘルプマーク精神の普及推進

2014年07月21日 04時05分31秒 | 医療・介護
最近、電車で見かけるようになったマークをご紹介します。

 ヘルプマーク:

遠くからでもよく目立ちます。


このマークは何でしょう?

 去年の八月にこのマークを付けた方が優先席の隣に座っていました。これは東京都が作成した「ヘルプマーク」です。「優先席に座っていたら、非難されて肩身の狭い思いをした」という投書が新聞にあったりしたので、優先席の利用がしやすくなればいいと東京都が作成しました。積極的に自分が困っているということを、知らせたいという状況がありました。

 私は健康な頃は優先席の持つ意味を全くと言っていいほど理解していませんでした。振り返ると心の底からお詫びしたい思いです。私は自分が障害を持つ体になって初めて優先席利用する方の体と心が理解できるようになりました。
優先席利用する方は優先席を利用することで、心身への負担が軽減されること、目的地に安全に行けることが私は障害を持つ体になって本当に実感出来るようになりました。

 さて、私は電車に乗ると優先席が空いていないと、いつも『すみません。私は体が不自由なので優先席を譲ってください』と言って優先席を譲ってもらいます。中には、この言葉を何度連呼しても優先席を譲ってもらえない日があります。優先席を譲ってもらっても。優先席を譲ってやったんだぞと大きな顔をする、見下されたような態度が感じられて不快な思いをする時があります。
 体が不自由で困っているのに優先席を譲られて座ると肩身の狭い思いをしてしまいます。堂々と優先席座る気持になれないです。
いつも思うことですが優先席は体の不自由な方達が安全に目的地に行くための手段なのです。健康な人達は決して席が空いていても決して座ってはいけない席なのです。いつ、体が不自由な方、優先席を必要とする方が乗車してくるかもしれないのです。そのためにいつも優先席を空けておく必要があるのです。

 東京都が作成した「ヘルプマーク」は、「優先席に座っていたら、非難されて肩身の狭い思いをした」という投書が新聞にあったりしたので、優先席の利用がしやすくなればいいと東京都が作成しました。積極的に自分が困っているということを、知らせたいという状況がありこのマークを配布するようになりました。
平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で開始し、さらに、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーへと拡大して実施しています。

ショルダーバックにヘルプマーク付けて


 一昨日、六本木駅にこの「ヘルプマーク」がありましたのでいただいてきました。これから、ショルダーバックに付けて電車に乗ろうと思います。 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車内で席をYずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
 優先席を譲ってやったんだぞと大きな顔をする、人を見下したような態度をする心の醜い人間を増やしたくありません。私はこの「ヘルプマーク」を着用してこのマークの精神、目的(人間としての責任・義務をはたす行動)を普及、推進をして行こうと思いました。
この「ヘルプマーク」は自分が体が不自由で困っているのことを代弁しているマークです。皆さんもこのマーク見かけましたら積極的な行動をお願いします。

挑戦者

”障害者ファースト”

2014年06月28日 06時20分22秒 | 医療・介護
 私は、海外では、障害を持つ人への社会の配慮がどのようになっているのか関心がありました。そこで、先進国アメリカに駐在していますNNRのCHIに駐在していますOKさんに障害を持つ人への社会の配慮の状況を聞いてみました。
以下のような報告がありましたのでご紹介いたします。(原文引用します)

アメリカでは車椅子用の駐車場が設けられています。

アメリカでは、空港、スーパー、薬局、会社、病院、レストラン等、どこに行ってもかならず写真のような車椅子用の駐車場が設けられております。
入り口から一番近い駐車上に設置されており、駐車場から入り口まで全てバリアフリーです。車から降りて車椅子が動ける十分なスペースも確保されております。
車椅子マークの無い車がこのスペースに駐車すると、今、私がいる地域だとUSD250の罰金です。(地域ごとに違います。)
たとえ従業員であっても、車椅子マークのない車をここに駐車すると、罰則の対象となります。

写真はOKさんの事務所の駐車場です。


公共の交通機関に関しては、利用したことが無いので分かりませんが、まわりの一般人も電車・バスの運転手も、障害者の方には非常に優しいとうかがっております。
アメリカはよくレディーファーストと言いますが、レディーファースト以上に、”障害者ファースト”であることは間違いないです。

 以上の報告を受けて私は、日本との違いに驚きました。アメリカではどこに行っても車椅子用の駐車場があり駐車場から入り口まで全てバリアフリーなのです。車椅子の方が最優先なのです。日本では、車椅子用のエレベーターは駅のホームのはずれに設置されていて、そこまで行くのが大変です。日本では、車椅子の方は肩身の狭い思いをして生活していることに比べると大違いですね。
”障害者ファースト”は良い言葉ですね。いつも、私は優先席に座る時、譲ってもらう、座らせてもらうという受け身で、お情けで座らせてもらっている気持がしていますが、アメリカでは、障害者を見かけた方は能動的に行動するのですね。日本の人達もこのようにあって欲しいと思いました。
”障害者ファースト”は本当に良い言葉ですね。


日本が高齢化社会になるということ

内閣府のホームページにこれからくる高齢化の状況についてのレポートがありました。読んでみるとショッキングでこれからの世代にとって非常に重要な問題ですのでご紹介します。日本が高齢化社会を迎えるにあたりお年寄りや障害を持つ人達が生活しやすい社会基盤の整備と日本人の障害を持つ人達への”障害者ファースト”の教育を行って欲しいと願います。今若くて健康な人も必ず、年をとりその時には障害を持つ体になるかもしれないのです。決して他人事ではないのです。今、私が苦しんでいる障害生活は皆さんにも年と共に起こりうる問題でもあるのです。

  高齢化の状況:出典 内閣府ホーム

挑戦者