人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

終わった。そして・・・

2015年08月10日 19時25分26秒 | 定年・ライフスタイル
雲の中に虹のようなものが見えます。
 

昨年一年を振り返ると時間が過ぎて行くのが非常に早く感じています。定年前の時間のある時に余裕をもって身辺整理しておこうと思い、今年1月から過去のメール、仕事で作成した資料を読み返したり、過去を思い出したりして健康だった頃を振り返って総括していました。これらを見ていると、どうしても元気だった頃を懐かしんでしまいますね。
 そんな事をしているうちに今年も早いもので、8月になってしまいました。 総括して思った事は、元気だった過去を振り返っていてもどうしようもない。過去の出来事は過ぎた事で、後で、訂正できないのです。

でも、未来には訂正が無いのです。未来はこれから作る事が出来るのです。その為には、私は、現状を受け入れて、未来志向で行かないと明日の扉は開かいと思い出しました。
 懐かしい、名残惜しい思い出がたくさんありましたが、思い切って過去のメール、仕事で作成した資料を全て捨てました。元気だった頃を思い出すと、病気に倒れて障害のある体になってしまって悔しい思いがありますが、未来を考えるなら、未来を作るなら、過去はすべて終わった事にして新しく進むのです。
 
私は仕事においては、病気に倒れる日まで、ベストを尽くしたのです。誰でも出来る事ではなかったのです。今までのやりかたを改めて会社に”物流革命”を起こしたのです。国際物流を浸透させたのです。その当時は、誰もロジスティクスという言葉を知らなかったのです。サプライチェーンソリューションという言葉も誰もしらなかったのです。それを私が広めたのです。その事を誇りに思い、自信を持ってよいのです。
 これからは、未来の為に、過去の重荷を捨てて、身軽になってやって行こうと思います。

今日、8月10日は、2011年に私が脳卒中で倒れた日。健康だった私が終わった日です。日本も敗戦にから立ちあがって復興したように、今日から私も新しい価値観を持って未来の扉を開けて前に進んで行こうと思います。

挑戦者
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