内容(「BOOK」データベースより)
なぜ世界は戦争の歴史でいがみ合うのか。真実の歴史は存在するのか。日本近現代史の権威・米コロンビア大教授が各国の学生との対話を通じて「歴史」と「記憶」の意味を探っていく。「ニューズウィーク日本版」で大反響を呼んだ特別授業、待望の書籍化。
同時期に同じ経験をしたとしても人の記憶はまちまちだと思う。
現在のコロナの時代も、10年経てば人によっては全く捉え方が違っているかもしれない。
80年近く前の戦争に関しては日本人でも知識の量も、住んでいる都市でも違うと思います。
ましてや国が違うと全く違う第二次世界大戦になっているんだと思いました。
教育内容は中国、韓国では時代によっても違うようです。
これだけ資料、データが残っている先の大戦でも、捉え方や意義が違うということ、真実は一つではないということがよく分かる新書でした。
自分で聞いて、見て、考えたことを一番に大事にして、他人の言動を鵜呑みにしない分析力を育てていく必要があると思いました。
ファクトフルネスの精神で世界を見ていく必要があると思いました。