
なんでも勉強する必要がある。
医療において大切なことは、変化にきずくこと、違和感にきずくことが大切だと思う。
ただ冬なんかはとくに多いのが99人がインフルエンザの患者さんで、その中に1人か2人肺炎で高熱が出ている人がいると高率に見逃されることがある。
冬にはインフルエンザの検査を短期間に4回して、咳も熱もおさまらないからあとはよろしくお願いしますという開業医さんからのキラーパスなどもある。
咳も熱もインフルエンザでは起こりうる症状であるが、インフルエンザの検査をなぜ4回もするのか不思議だし、インフルエンザと思うのなら検査が陽性、陰性どちらでもインフルエンザの治療をすればいいのにと思うのだが、、インフルエンザ以外の病気は診断できません的な思考停止の状態に陥るのが不思議でならない。その方はインフルエンザではなくマイコプラズマ肺炎で入院してミノマイシンの投与にて改善したのだが、、、。
それと未だに肺炎イコール入院という考えも古いように思われる。高齢者をのぞいて、食事も食べれて、全身状態も特に問題なければ、本人の強い希望があれば別だが、多くは在宅での療養とすばらしい内服の抗生剤でことたりる。それなのに入院するように言われて受診しました、入院しなくてもいいのならわざわざ受診しなかったのに、、、それは紹介した先生に言ってくださいとよく思うことだ。
いろいろ不満をいっても仕方ないのも事実である。
しがない勤務医に開業医様のありがたいご紹介を断る理由はどこにもないのだから、、、
とくに呼吸器内科は内科の中でもわけのわからない病気はとりあえず、そっちでみてね的なところがあるのも事実。